「腰痛」タグアーカイブ

骨盤のゆがみの原因

こんにちは!神奈川県鎌倉市筋膜性疼痛症候群に対するトリガーポイント療法を行っているますだ治療院です。

みなさんは、ご自分の骨盤ゆがみって気になりますか?骨盤ゆがみについては、怪しいものも含めて色々な情報があるので戸惑っている方も多いと思います。

本日発売の雑誌「MyAge 2017秋冬号」(集英社)に、私がフォローしている広島国際大学の蒲田和芳先生の骨盤ゆがみに関する記事が掲載されています。一般の方にもわかりやすく、信用に値する内容だと思いますので、その一部をご紹介します。

1.骨盤って本当にゆがむの?

がっちりした印象の骨盤は、一見動かないように思えますが、出産時だけ広がる仕組みの恥骨結合(上図1)や、以前は動かないとされていた仙腸関節(上図2)も、最近は可動性があることが証明されています。

しかし、骨盤ゆがみずれは、レントゲンに写るほどの動きではないため、医療機関で「ゆがんでいます」と診断はされません。

 

2.骨盤がゆがむとどうなるの?

骨盤に不具合が起こると、腰痛など骨盤周囲の痛みだけでなく、血行不良、冷え、むくみなどの症状も出るとのことです。

 

3.骨盤のゆがみの原因は?

睡眠時の姿勢、長時間座りっぱなし、横座り、きつい下着の締めつけなどの生活習慣によって、筋肉や皮下脂肪などの組織が癒着します。その結果、筋肉が強く緊張して骨盤ゆがみを引き起こします。

 

4.骨盤のゆがみを治すには?

骨盤ゆがみの原因である、筋肉などの癒着を元に戻すには特殊な技術が必要なので、自己流で筋膜リリースなどを行わず、それに適した運動を行ってほしいとのことです。

具体的には、例えば、骨盤上部が開いている人にはドローインやスクワット、骨盤が前方に閉じている人には鼡径部のストレッチ(上図参照)など。

また、専門家によるゆがみの解決法として、ますだ治療院でも行っている組織間リリースを紹介されていました。最後は我田引水になってすみません。

 

これらの内容について詳しくはMyAge 2017秋冬号をご覧ください。

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ゴルフと腰痛

こんにちは!神奈川県鎌倉市筋膜性疼痛症候群に対するトリガーポイント療法を行っているますだ治療院です。

先日、ゴルフ部の学生さんが、腰痛を訴えて来院されました。

2週間前に、フォームを変えるために、クラブを2本持って素振りを繰り返した直後から右腰に痛みを感じ、その後、整形外科や接骨院で治療を受けているが、症状が改善しないとの事でした。

当院では、まず色々な動きをやってもらったところ、一番痛いのは前かがみの姿勢でした。

また、背中~腰~お尻の筋肉を触ってみたところ、右の腸肋筋(下図の青い筋肉)を痛がられました。

腸肋筋は、ゴルフのスイングでいためそうな筋肉で、前かがみの時にも使われます。そこで、腸肋筋筋膜リリースを行ったところ、前かがみの痛みが半減しました。

このように、ますだ治療院では、いためた原因を探る問診、痛む姿勢や動きを探す運動検査、癒着や触ると痛む部位を探す触診で、施術すべき場所を決定します。

このケースは、イレギュラーなスイング練習で、特定の筋肉(腸肋筋)をいためたと思われますが、特に変わったことをやっていないのに痛みが出るようなケースでは、普段のフォームに問題があるのかもしれません。

多くの場合、癒着などによって動きにくい筋肉と、それをカバーして使われすぎる筋肉があり、フォームをおかしくしています。

そういったケースでは、まず癒着しているところを見つけて筋膜リリースを行い、動きをスムーズにしてから、正しいフォームを反復して体にしみこませる必要があります。

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サーフィンと腰痛

こんにちは!神奈川県鎌倉市筋膜性疼痛症候群に対するトリガーポイント療法を行っているますだ治療院です。

よく腰痛持ちのサーファーに「サーフィンって腰痛に悪いんでしょ?」と聞かれます。

確かに長時間のサーフィンに負担をかけます。しかし、ケアをしながら適度な時間サーフィンを楽しむことは、むしろ腰痛のために良いと私は思います。

腰痛持ちのサーファーのみなさんは、ぜひ以下の記事を参考になさってサーフィンを楽しんでください。

 

【サーフィンで負担のかかる筋肉 1】

サーフィンでは、ボードに立っている時間よりパドリングしている時間の方が圧倒的に長いと思います。

その時、無理に背中を反らせて漕いでいると脊柱起立筋多裂筋大臀筋(下図の青い部位)が疲れて、それが蓄積すると腰痛の原因になります。

私も昔、大きく背中を反らせてパドルするように教わりましたが、そうすると上記の筋肉が緊張して硬くなり、その結果、筋膜でつながっている腕を動かす筋肉まで動きが悪くなってしまいます。

ですので、パドリング時の背中の反りはほどほどにして、やお尻を固めず、できるだけ全身を使って漕ぐことをお勧めします。

また、サーフィン後に上記の筋肉をテニスボールなどでセルフマッサージしておくと良いと思います。

 

【サーフィンで負担のかかる筋肉 2】

サーフィンのライディング中に負担がかかるのは、後ろ足の股関節内旋筋である小殿筋(下図の丸印の深部)や股関節内転筋群(下図の青い部位)です。

レギュラースタンスの方は、右足の太ももを内側にひねりながら腰を落とす姿勢になりますよね。その時に負担がかかるのがこれらの筋肉です。これらの筋肉の疲労が蓄積すると腰痛股関節痛の原因になりますので、こちらもサーフィン後にセルフマッサージをお勧めします。

小殿筋はテニスボールを転がしておいてその上に横向きで寝てセルフマッサージ、内転筋群は下のようにフォームローラーを使ってのマッサージをお勧めします。(画像はトリガーポイント™さんのサイトよりお借りしました)

 

【本当にサーフィンが腰痛の原因?】

ご自分の腰痛の原因がサーフィンだと思い込んでいる人は多いですが、実はそれより日常生活の中に原因がある方も少なくありません。

例えば、デスクワーク中心の方は、サーフィンをしている時間よりも椅子に座っている時間の方が圧倒的に長いですよね。その時の姿勢が悪いとへの負担は大きいです。

具体的には、座っている時に骨盤が立っているか寝ているかです。立っているのが良い姿勢(下図右)、後ろに寝ているのがに負担のかかる悪い姿勢(下図左)ということです。

これは、サーフィンの波待ちの時も同じです。常に骨盤を立てることを意識して下さい。

また、どんなに良い姿勢でも長時間になるとには負担です。デスクワークなら立ち上がるとか、波待ちなら腹ばいになるなどして、連続して同じ姿勢にならないように工夫して下さい。

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腰痛には腹筋もストレッチも逆効果?

こんにちは!神奈川県鎌倉市筋膜リリーストリガーポイント療法を行っているますだ治療院です。

「よくわかる腰痛症の原因と治し方」(秀和システム)という本を読みました。これは、中尾浩之先生という理学療法士が書かれた、一般向けの本です。

この本には、「腰痛にストレッチは逆効果」「コアトレーニングに腰痛改善の効果は期待できない」「腰痛には腹筋より背筋を鍛えるべき」など、一般に腰痛対策として言われていることとは異なる内容が書かれていて面白かったので、その一部をご紹介します。

※の部分は私の個人的意見です。

 

【腰痛にストレッチは逆効果】

ストレッチには、筋肉と腱の移行部に集中的に伸張刺激を加えることにより、筋肉の滑走性を構成している筋節(サルコメア)を増やし、柔軟性を向上させる効果があります。

しかし、筋肉が痛みなどによって過度な緊張状態にある場合は、筋腱移行部に効果的に刺激を与えることはできず、むしろ防御性収縮などで緊張が増してしまい、状態を悪化させてしまうことになります。

※強い痛みが起きる前に行うストレッチは、筋肉の柔軟性を高め腰痛予防に効果があると思います。要は「いためてからやってもダメ」ということです。

 

【コアトレーニングに腰痛改善の効果は期待できない】

体幹の深層筋(コア)を鍛えることによって腰痛を軽減するという考え方があります。深層筋が腹圧に関わっていることから、腹圧を高めて体幹伸展筋の負担を減らそうというものです。

しかし、これはあくまで意識的にコアに力を入れた時だけ作用する話で、鍛えたからといって普段から腹圧が高まった状態になるわけではありません。

※コアトレーニングが無意味とは思いませんが、確かにそれだけでは腰痛改善にはつながらないと思います。大前提として、痛みの原因は筋力不足より柔軟性、滑走性の低下です。

 

【腰痛には腹筋より背筋を鍛えるべき】

 

いわゆる腹筋運動は、腰痛の改善効果は認められておらず、場合によっては腰痛を引き起こす原因となるため、現在で推奨されなくなっています。

背筋(脊柱起立筋、多裂筋)を鍛えることで、腰の負荷への耐久性を高め腰痛を予防することができます。

※本にも書かれていますが、腰痛のタイプや時期によってケースバイケースだと思います。背筋のトレーニングで痛みが増すタイプの方もいらっしゃるので注意が必要です。

 

いずれにしても、「腰痛にはコレ!」的なものを鵜呑みにせず、ご自分の腰痛には何が必要かを考えて取り入れられると良いと思います。よくわからない方はご相談下さい。

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治らない腰痛は、上・中殿皮神経が原因?

こんにちは!神奈川県鎌倉市筋膜性疼痛症候群に対するトリガーポイント療法を行っているますだ治療院です。

最近、一部で「治らない腰痛…お尻のでっぱり部分を押すと痛むなら上・中殿皮神経が原因か」というネット上の記事が話題になっています。(元記事はこちら

この記事では、「腰痛の1割が上・中殿皮神経の締め付けで起きているが、それを知る整形外科医は少ない」「治療法としては、神経ブロック注射と末梢神経剥離手術がある」としています。(下の図の青い部分が上殿皮神経)

私も、難治性の腰痛坐骨神経痛と言われているものの中に上・中殿皮神経の締め付け(というより癒着)が原因のものがあると思っていますが、治療としては、手で神経と筋膜との癒着をはがす筋膜リリース(組織間リリース)が、体へのダメージが少ないので、ファーストチョイスだと思います。

また、この記事では、お尻のでっぱり部分(上の図のピンクの丸印あたり)を押すと最も痛く、いつもの痛みやしびれが現れる場合は、上・中殿皮神経障害の可能性があるとしていますが、実際には判別はなかなか難しいです。

ご自身の腰痛やしびれが上・中殿皮神経障害かなと思われたら、まずはご相談下さい。

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自分でできるマッサージ(腰痛編その2)

こんにちは!神奈川県鎌倉市トリガーポイント鍼・手技療法を行っているますだ治療院です。

前回に引き続き「自分でできるマッサージ腰痛編)」です。前回、腰痛の方に、テニスボールを使ったお尻や腰のマッサージをお勧めすると書きましたが、今回はその場所とやり方です。

まず、お尻の場合です。お尻の筋肉と言っても色々あるのですが、まずは腰痛と関わっていることが多い中殿筋(ちゅうでんきん)と大殿筋(だいでんきん)の重なる部分、(下の画像の青線で囲んだあたり)を中心にマッサージして下さい。

下のイラストのように、布団や床の上に置いた硬式のテニスボールの上にマッサージしたい場所を乗せて、自分の体重で押しつけます。20~30秒押しつけるだけでも結構ですし、前後や左右に少し動いて刺激するのも効果的です。

最初は筋肉全体をマッサージしてみて、特に痛気持ち良い場所があればそこを重点的にやってみて下さい。「いつもの腰痛の感じ」が再現できればベストですが(再現できればそこがトリガーポイントです)、痛気持ち良いだけでもOKです。

何も感じないようなら刺激が弱すぎるかもしれません。下が硬いほど刺激が強くなりますので、布団の上で感じなければ絨毯の上で、それでも感じなければフローリングの上でやってみて下さい。逆に痛くてつらい場合は、下がやわらかい場所で行って下さい。

次に腰です。こちらも実際には色々な筋肉があるのですが、まずは代表的な脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん、下の画像参照)をマッサージして下さい。ご自身が感じている場所より上で痛い場所へひびくことも多いです。これも「いつも痛い場所へひびく」のがベストですが、こだわらなくても大丈夫です。

脊柱起立筋マッサージは、下のイラストのようにあお向けで行って下さい。着ている衣服の厚さも刺激の強さに関係しますので、あまり感じない場合は下着で行ってみて下さい。

前回も書きましたが、急性や激しい痛みの場合は、マッサージが逆効果の事もありますので専門家にご相談ください。また、最初は弱刺激、短時間で様子を見て、調子が良いようなら少しずつ刺激の量や時間を増やしていって下さい。何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。

(画像はEssential Anatomy 5より、イラストは酒井慎太郎著「腰・股・膝の痛みはテニスボール1個で消える」マキノ出版よりお借りしました)

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自分でできるマッサージ(腰痛編その1)

こんにちは!神奈川県鎌倉市トリガーポイント鍼・手技療法を行っているますだ治療院です。

SNSで、ブログで取り上げて欲しい内容をゆる~く募集したところ、色々リクエスト頂きましたので、その中から今回は「自分でできるマッサージ腰痛編)」と題して書かせて頂きます。

はじめにお断りしておきますが、これからお話しする内容は、慢性の腰痛に対するものです。いわゆるぎっくり腰など急性のものや激しい症状の場合は、マッサージすることによって悪化することもありますのでご注意下さい。

では本題に入りますが、マッサージをする上で最も大切なのは「どこをマッサージするか」ということです。というのも、ご自身が痛いと感じている所と原因の場所は違うことが多いからです。これをトリガーポイントといい約7割は痛いところと違う場所に原因があると言われています。

例えば、当院に「腰が痛い」といらっしゃる方の半数位はお尻(=股関節筋)に原因があります。「でもこうやって腰を曲げると痛いんですよ」とおっしゃいますが、実はその多くが、腰の動きではなく股関節の動きです。

腰かお尻か見分ける簡単な方法は、痛みの出る動作を立ってと座っての両方やってみる事です。立ってやると腰と股関節の両方が動きますが、座ってやると股関節が固定されるので腰のみの動きになります。

  1. 立ってやると痛い、座ってやると痛くない⇒お尻に原因がある可能性が高い
  2. 立ってやっても座ってやっても痛い⇒腰・お尻どちらの可能性もアリ
  3. 座ってやると痛い、立ってやると痛くない⇒(あまりないが)腰に原因がある可能性が高い

1ならお尻を、3なら腰をマッサージすれば良いですが、2の場合はどちらかをマッサージしてから動かしてみて、楽にならなければもう一方をマッサージして下さい。

自分でできるマッサージとしてお勧めなのは硬式のテニスボールを使うものです。テニスボールを布団や床の上に1個転がしておいて、その上に寝転んで自分の体重で腰やお尻を押します。(当院ではこのようなものを患者さんに配るように常備してあります)

テニスボールを2個くっつけて使う方法もありますが、私は、ピンポイントで刺激できる1個でのマッサージをお勧めしています。「1個だとボールが逃げてやりづらい」という方は、テニスボールを靴下にいれてやってみて下さい。

マッサージする詳しい場所や、やり方については次回お話します。

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「3大腰痛タイプ別解消法」みんなの家庭の医学

こんにちは!神奈川県鎌倉市トリガーポイント鍼・手技療法を行っているますだ治療院です。

昨晩、自宅でたまたま点けたテレビで「日本人に多い3大腰痛 タイプ別解消法」というのをやっていました。

曰く、

タイプ1「腰部脊柱管狭窄症」(身体を動かす時に重だるい腰痛、身体を後ろにそらすと腰痛と両足のしびれ・痛み)

タイプ2「腰椎椎間板ヘルニア」(突然腰にズキッとした痛み、前かがみで鋭い腰痛と片足にしびれ・痛み)

タイプ3「原因がわからない腰痛」(腰痛の85%がこれ、脳の機能低下が原因の事も)

そして、タイプ1・2の解消法として腰のストレッチや筋力トレーニングなどが、タイプ3の解消法として脳のリハビリというものが紹介されていました。

おそらくこれが、現在の整形外科の腰痛に対する考え方の主流だろうと思います。MRI画像で脊柱管(背骨のトンネル)が狭くなっていたり椎間板が飛び出しているとタイプ1や2、それ以外は脳や心の問題と言われるという。

しかし、ここには筋肉筋膜などが原因のもの(筋膜性疼痛症候群)が抜け落ちています。私は自分の症例や周りの報告などから、タイプ3「原因がわからない腰痛」の中の多くが筋膜性疼痛症候群ではないかと考えています。

さらに、タイプ1・2のように画像で神経の圧迫があったとしても、それが痛みの原因ではないケースもあると思います。なぜなら、何も症状の無い方のMRI画像にも一定の割合で脊柱管狭窄や椎間板ヘルニアが見られるという報告があるからです。ですので画像上タイプ1・2の方の中にも筋膜性疼痛症候群が紛れていると思われます。

もちろん、神経の圧迫や脳の機能低下が原因の腰痛もあると思いますが、それと同じかそれ以上に筋肉や筋膜が原因の腰痛があるという事を知って頂きたいと思います。

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腰痛・膝痛に筋トレ?

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こんにちは!神奈川県鎌倉市トリガーポイント鍼・手技療法を行っているますだ治療院です。

腰痛膝痛の患者さんの中に、「良くなるために筋トレがんばってます」という方がいらっしゃいますが、ちょっと待って下さい!

よかれと思ってやっている筋トレのせいで、かえって痛みが長引いている場合もありますので、少しお付き合いください。

腰痛膝痛の原因の多くは、筋肉などを包む膜のトラブルにあり、筋膜性疼痛症候群といいます。(整形外科では骨や軟骨が原因と言われることが多いですが)

トラブルとは、膜が厚くなったり、膜どうしの滑りが悪くなったりすることで、そうなる原因は主に、

1.使いすぎ
2.使わなすぎ
3.誤った使い方

の3つです。2の場合は、筋トレをがんばってもらうのが良いのですが、1や3の場合は、筋トレがかえって逆効果になる事があります。

1は、使いすぎで痛みが出ているところにさらに負荷をかける筋トレは禁忌で、やってほしいのはマッサージやストレッチです。

3は、まず誤って使っている筋肉をマッサージやストレッチで柔軟にした後、正しい使い方を体に覚えさせるためのトレーニングをするのが正解です。

ご自分の腰痛膝痛の原因が1~3のどれなのかを把握し、ご自身にとって必要なケアを行っていただきたいと思います。

 ご自身の腰痛膝痛の原因がどれなのかわからない場合は、専門家にご相談下さい。

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トリガーポイント注射で治す腰痛・膝痛

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こんにちは!神奈川県鎌倉市トリガーポイント鍼・手技療法を行っているますだ治療院です。

トリガーポイント注射で治す腰痛膝痛(小林誠著)」という本を読みました。著者は、東大医学部卒で大学病院准教授というバリバリの整形外科の先生です。

この方は、東日本大震災の時に、被災地の避難所を訪問して鍼治療を施す在米日本人医師をテレビで見たことがきっかけで筋・筋膜性疼痛トリガーポイント治療を知り、興味を持って調べられ、ご自身でも患者さんに試してみてその効果に驚いたそうです。

ご本人は、医学部時代も23年間整形外科医をやっていても、筋肉や筋膜が痛みやしびれを起こすという話を一度も聞いたり読んだりしたことはなかったとの事です。ですから、他の医師がトリガーポイント治療で痛みやしびれが改善した症例を信じられないのは当然だと言います。

本書では、ご自身の腰痛膝痛の患者さんに対する治療成果を具体的な数字とともに公表されています。そして、医学の常識を覆した「消毒しない、乾かさない傷の治療」が広まったように、トリガーポイント治療が広まることを期待していると結んでいます。

私は、MPS研究会に所属しているような私よりトリガーポイント治療に詳しいような医師か、逆にトリガーポイント治療にまったく関心のない医師しか知らなかったので、このような一般的(?)な医師の率直な考えや具体的な治療成果が知れて、非常に興味深かったです。

ただ、著者も指摘しているように、整形外科で「これは整形外科で対応すべきもの」「これは代替医療(鍼灸マッサージなど)にまかせるもの」と振り分けるというのが理想だが実際には難しく、先に代替医療にかかる際には、患者さん自身または代替医療従事者が「これは整形外科でちゃんと診てもらった方がいいな」とピンと来ることが必要、ということに関しては肝に命じたいと思いました。

ご自分の痛み・しびれは、もしかして筋膜性疼痛症候群?と思われたら、まずはこちらへご相談ください。

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