「腰痛」タグアーカイブ

腰痛の原因と結果(デスクワーク編)

こんにちは!神奈川県鎌倉市筋膜リリーストレーニング指導を行っているますだ治療院です。

前々回前回と歩く(走る)ことによって悪化するタイプの腰痛について書きましたが、「私、全然歩いて(走って)ないのに腰が痛い」という方もいらっしゃると思います。

当院でも多いのが、長時間のデスクワークで悪化するタイプの腰痛です。このタイプの方は、イスに座っている時、下の写真のように、骨盤が後傾して背中が丸くなっているケースが多いです。

これは、自覚されている方も多く「たぶん姿勢が悪いせいです」とか「良い姿勢にしようと思ってるんですが気付くとこうなってます」などとおっしゃいます。

「こうなって」しまう原因は主に2つです。これらを改善せずにいくら良い姿勢を取ろうと頑張っても長続きしません。

【原因1.ハムストリングの硬さ】

良い姿勢が取れない原因の1つ目は、ハムストリングスの硬さです。ハムストリングスというのは、太ももの裏の筋肉群のことで、上の写真の赤で示した部分です。

ハムストリングスは骨盤(黄色の三角)と膝下をつないでいるので、ここが硬くて伸びないと、骨盤を立てる事ができません。

ハムストリングスを柔らかくするストレッチは色々ありますが、私は、下の写真のようなものがやりやすいと思います。台の上に足を上げたら両膝を軽く曲げて、股関節を折りたたむように上半身を前に倒します。

この時、背中が丸まらないよう、後ろ足のつま先が外に向かないように気を付けて、5回深呼吸をして下さい。

【原因2.コアの弱さ】

良い姿勢で座れないもう一つの原因は、コアの弱さです。

コアとは、下の画像の斜線の部分で、いわゆるインナーマッスルに囲まれた場所です。

ここに力が入らないとカラダを支えることができないので、時間が経つと一番上の写真のような姿勢になってしまいます。

このコアを機能させるには、まず、コアの天井を形成している横隔膜(おうかくまく)を上手く使う必要があります。

横隔膜とは、下の画像のようなもので、「膜」という名前がついていますが、れっきとした筋肉です。

ここが上手く使えているかどうかは、息を吸う時に、肋骨が横に広がるかどうかで判断する事ができます。

みなさんも、下の写真のようにあお向けに寝て、肋骨の左右に手を当てて、大きく息を吸ってみて下さい。

肋骨が左右にしっかり広がる人は、横隔膜が上手く使えています。あまり広がらない人は広がるように練習してみて下さい。

その時に、肩が上がらないよう、腰が反らないように気を付けて下さい。最初は、頭の下にマクラがあった方が良いと思います。

【結果】

上記のような原因によって引き起こされる結果はもちろん腰痛なのですが、一口に腰痛と言っても症状の出かたや場所は人によって様々です。

その中で、どこが発痛源(トリガーポイント)なのかを見極め、適切な施術を行う必要があります。

前回も書きましたが、私のオススメは、結果の治療はプロに任せ、原因の改善は自分で行うというスタイルです。

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腰痛の原因と結果

こんにちは!神奈川県鎌倉市筋膜リリーストレーニング指導を行っているますだ治療院です。

前回、股関節の動きの悪さが腰痛の原因になるケースについて書きました。

では、「股関節の動きが改善したら腰痛も治るのか?」と言われると、そう簡単には行かないケースが多いです。

それは、腰に負担をかけながら歩いて(走って)きた結果、腰自体にも問題が起きているからです。

こういうケースでよく問題になるのは、腰の多裂筋という筋肉です。(下図の青い部分)

この筋肉は、ご自分でストレッチや筋膜リリースすることが難しいので、我々プロの施術に任せていただきたいです。

ただ、結果(腰)に対する施術を受けるだけで、原因である股関節の動きが変わらなければ、またすぐに戻ってしまいます。

腰痛に限らず多くの慢性痛では、痛い場所とその原因になっている場所があり、その両方にアプローチしないと改善しない事が多いです。

(つづく)

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歩くのは(走るのは)腰痛に良い?

こんにちは!神奈川県鎌倉市筋膜リリーストレーニング指導を行っているますだ治療院です。

先日来院された患者さんから「毎日頑張って歩いてるのに腰痛が悪化しました。歩くのは腰に良いんですよね?」と聞かれました。

ランニングをされている方からも同じような質問を受けることがありますが、私の答えは「人によります」です。

詳しく言うと、正しい恰好で歩けている(走れている)人にとっては良いですが、それが出来ていない人は、かえって腰に負担をかけている可能性があります。

例えば、股関節の前への可動範囲が狭い人は、下の写真のように、足を上げると、股関節がしっかり曲がらない代わりに、腰を丸めている可能性があります。

また、股関節の後への可動範囲が狭い人は、下の写真のように、股関節がしっかり伸びない代わりに、腰を反らせている可能性があります。

股関節の前後が硬い人は結構多いのですが、そういう人は歩くたびに腰を丸めたり反らせたりを繰り返していることになります。

そうなると、歩けば歩くほど(走れば走るほど)腰に負担がかかるという事になります。

本来、「腰は安定していてほしい所」「股関節はしっかり動いてほしい所」なのです。

腰を安定させるにはコアのトレーニング、股関節をしっかり動かすには前回ご紹介した「アクティブストレッチ・ワールドグレイテスト」などがオススメです。

(つづく)

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腰痛・肩こりのためのトレーニング@ボーダーフェスティバル

5月13日(日)は、ますだ治療院のある由比ガ浜通りで「ボーダーフェスティバル」が開催されます。

これは、その日ボーダー柄のものを身に付けて由比ガ浜通りに来ると、色々なサービスが受けられるというイベントで、今年も約120軒のお店が参加します。(ボーダーフェスティバルについて詳しくはこちら

この日、ますだ治療院では、イベント運営で忙しい私の代わりに、江ノ島のNALUトレーニングスいわゆる筋トレは、筋肉を大きくすることを目的としていますが、ここでいうトレーニング(ファンクショナルトレーニング)は、姿勢のくずれや動きの悪さの改善を目的としています。

ファンクショナル(機能的)とは、例えば、安定すべき関節がしっかり安定し、動くべき関節がスムーズに動き、それらが同時に行われることです。

腰痛の方を例にとると、安定すべき骨盤・腰椎が安定していない、動くべき胸椎や股関節がスムーズに動いていない、などということが根本的な原因になっていることが多いです。

今回のワークショップでは、腰痛・肩こりの方に多いパターンに対するファンクショナルトレーニングをワンコインで体験していただきます。

日時:5月13日(日)
【第1回】11:00~11:45(定員5名)
【第2回】13:00~13:45(定員5名)
【第3回】15:00~15:45(定員5名)

場所:ますだ治療院

料金:500円
服装:どこかにボーダーが入っている、動きやすい服装
ヨガマットをお持ちの方はご持参ください

お問合せ・ご予約はこちら

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骨盤のゆがみの原因

こんにちは!神奈川県鎌倉市筋膜性疼痛症候群に対するトリガーポイント療法を行っているますだ治療院です。

みなさんは、ご自分の骨盤ゆがみって気になりますか?骨盤ゆがみについては、怪しいものも含めて色々な情報があるので戸惑っている方も多いと思います。

本日発売の雑誌「MyAge 2017秋冬号」(集英社)に、私がフォローしている広島国際大学の蒲田和芳先生の骨盤ゆがみに関する記事が掲載されています。一般の方にもわかりやすく、信用に値する内容だと思いますので、その一部をご紹介します。

1.骨盤って本当にゆがむの?

がっちりした印象の骨盤は、一見動かないように思えますが、出産時だけ広がる仕組みの恥骨結合(上図1)や、以前は動かないとされていた仙腸関節(上図2)も、最近は可動性があることが証明されています。

しかし、骨盤ゆがみずれは、レントゲンに写るほどの動きではないため、医療機関で「ゆがんでいます」と診断はされません。

 

2.骨盤がゆがむとどうなるの?

骨盤に不具合が起こると、腰痛など骨盤周囲の痛みだけでなく、血行不良、冷え、むくみなどの症状も出るとのことです。

 

3.骨盤のゆがみの原因は?

睡眠時の姿勢、長時間座りっぱなし、横座り、きつい下着の締めつけなどの生活習慣によって、筋肉や皮下脂肪などの組織が癒着します。その結果、筋肉が強く緊張して骨盤ゆがみを引き起こします。

 

4.骨盤のゆがみを治すには?

骨盤ゆがみの原因である、筋肉などの癒着を元に戻すには特殊な技術が必要なので、自己流で筋膜リリースなどを行わず、それに適した運動を行ってほしいとのことです。

具体的には、例えば、骨盤上部が開いている人にはドローインやスクワット、骨盤が前方に閉じている人には鼡径部のストレッチ(上図参照)など。

また、専門家によるゆがみの解決法として、ますだ治療院でも行っている組織間リリースを紹介されていました。最後は我田引水になってすみません。

 

これらの内容について詳しくはMyAge 2017秋冬号をご覧ください。

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ゴルフと腰痛

こんにちは!神奈川県鎌倉市筋膜性疼痛症候群に対するトリガーポイント療法を行っているますだ治療院です。

先日、ゴルフ部の学生さんが、腰痛を訴えて来院されました。

2週間前に、フォームを変えるために、クラブを2本持って素振りを繰り返した直後から右腰に痛みを感じ、その後、整形外科や接骨院で治療を受けているが、症状が改善しないとの事でした。

当院では、まず色々な動きをやってもらったところ、一番痛いのは前かがみの姿勢でした。

また、背中~腰~お尻の筋肉を触ってみたところ、右の腸肋筋(下図の青い筋肉)を痛がられました。

腸肋筋は、ゴルフのスイングでいためそうな筋肉で、前かがみの時にも使われます。そこで、腸肋筋筋膜リリースを行ったところ、前かがみの痛みが半減しました。

このように、ますだ治療院では、いためた原因を探る問診、痛む姿勢や動きを探す運動検査、癒着や触ると痛む部位を探す触診で、施術すべき場所を決定します。

このケースは、イレギュラーなスイング練習で、特定の筋肉(腸肋筋)をいためたと思われますが、特に変わったことをやっていないのに痛みが出るようなケースでは、普段のフォームに問題があるのかもしれません。

多くの場合、癒着などによって動きにくい筋肉と、それをカバーして使われすぎる筋肉があり、フォームをおかしくしています。

そういったケースでは、まず癒着しているところを見つけて筋膜リリースを行い、動きをスムーズにしてから、正しいフォームを反復して体にしみこませる必要があります。

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サーフィンと腰痛

こんにちは!神奈川県鎌倉市筋膜性疼痛症候群に対するトリガーポイント療法を行っているますだ治療院です。

よく腰痛持ちのサーファーに「サーフィンって腰痛に悪いんでしょ?」と聞かれます。

確かに長時間のサーフィンに負担をかけます。しかし、ケアをしながら適度な時間サーフィンを楽しむことは、むしろ腰痛のために良いと私は思います。

腰痛持ちのサーファーのみなさんは、ぜひ以下の記事を参考になさってサーフィンを楽しんでください。

 

【サーフィンで負担のかかる筋肉 1】

サーフィンでは、ボードに立っている時間よりパドリングしている時間の方が圧倒的に長いと思います。

その時、無理に背中を反らせて漕いでいると脊柱起立筋多裂筋大臀筋(下図の青い部位)が疲れて、それが蓄積すると腰痛の原因になります。

私も昔、大きく背中を反らせてパドルするように教わりましたが、そうすると上記の筋肉が緊張して硬くなり、その結果、筋膜でつながっている腕を動かす筋肉まで動きが悪くなってしまいます。

ですので、パドリング時の背中の反りはほどほどにして、やお尻を固めず、できるだけ全身を使って漕ぐことをお勧めします。

また、サーフィン後に上記の筋肉をテニスボールなどでセルフマッサージしておくと良いと思います。

 

【サーフィンで負担のかかる筋肉 2】

サーフィンのライディング中に負担がかかるのは、後ろ足の股関節内旋筋である小殿筋(下図の丸印の深部)や股関節内転筋群(下図の青い部位)です。

レギュラースタンスの方は、右足の太ももを内側にひねりながら腰を落とす姿勢になりますよね。その時に負担がかかるのがこれらの筋肉です。これらの筋肉の疲労が蓄積すると腰痛股関節痛の原因になりますので、こちらもサーフィン後にセルフマッサージをお勧めします。

小殿筋はテニスボールを転がしておいてその上に横向きで寝てセルフマッサージ、内転筋群は下のようにフォームローラーを使ってのマッサージをお勧めします。(画像はトリガーポイント™さんのサイトよりお借りしました)

 

【本当にサーフィンが腰痛の原因?】

ご自分の腰痛の原因がサーフィンだと思い込んでいる人は多いですが、実はそれより日常生活の中に原因がある方も少なくありません。

例えば、デスクワーク中心の方は、サーフィンをしている時間よりも椅子に座っている時間の方が圧倒的に長いですよね。その時の姿勢が悪いとへの負担は大きいです。

具体的には、座っている時に骨盤が立っているか寝ているかです。立っているのが良い姿勢(下図右)、後ろに寝ているのがに負担のかかる悪い姿勢(下図左)ということです。

これは、サーフィンの波待ちの時も同じです。常に骨盤を立てることを意識して下さい。

また、どんなに良い姿勢でも長時間になるとには負担です。デスクワークなら立ち上がるとか、波待ちなら腹ばいになるなどして、連続して同じ姿勢にならないように工夫して下さい。

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腰痛には腹筋もストレッチも逆効果?

こんにちは!神奈川県鎌倉市筋膜リリーストリガーポイント療法を行っているますだ治療院です。

「よくわかる腰痛症の原因と治し方」(秀和システム)という本を読みました。これは、中尾浩之先生という理学療法士が書かれた、一般向けの本です。

この本には、「腰痛にストレッチは逆効果」「コアトレーニングに腰痛改善の効果は期待できない」「腰痛には腹筋より背筋を鍛えるべき」など、一般に腰痛対策として言われていることとは異なる内容が書かれていて面白かったので、その一部をご紹介します。

※の部分は私の個人的意見です。

 

【腰痛にストレッチは逆効果】

ストレッチには、筋肉と腱の移行部に集中的に伸張刺激を加えることにより、筋肉の滑走性を構成している筋節(サルコメア)を増やし、柔軟性を向上させる効果があります。

しかし、筋肉が痛みなどによって過度な緊張状態にある場合は、筋腱移行部に効果的に刺激を与えることはできず、むしろ防御性収縮などで緊張が増してしまい、状態を悪化させてしまうことになります。

※強い痛みが起きる前に行うストレッチは、筋肉の柔軟性を高め腰痛予防に効果があると思います。要は「いためてからやってもダメ」ということです。

 

【コアトレーニングに腰痛改善の効果は期待できない】

体幹の深層筋(コア)を鍛えることによって腰痛を軽減するという考え方があります。深層筋が腹圧に関わっていることから、腹圧を高めて体幹伸展筋の負担を減らそうというものです。

しかし、これはあくまで意識的にコアに力を入れた時だけ作用する話で、鍛えたからといって普段から腹圧が高まった状態になるわけではありません。

※コアトレーニングが無意味とは思いませんが、確かにそれだけでは腰痛改善にはつながらないと思います。大前提として、痛みの原因は筋力不足より柔軟性、滑走性の低下です。

 

【腰痛には腹筋より背筋を鍛えるべき】

 

いわゆる腹筋運動は、腰痛の改善効果は認められておらず、場合によっては腰痛を引き起こす原因となるため、現在で推奨されなくなっています。

背筋(脊柱起立筋、多裂筋)を鍛えることで、腰の負荷への耐久性を高め腰痛を予防することができます。

※本にも書かれていますが、腰痛のタイプや時期によってケースバイケースだと思います。背筋のトレーニングで痛みが増すタイプの方もいらっしゃるので注意が必要です。

 

いずれにしても、「腰痛にはコレ!」的なものを鵜呑みにせず、ご自分の腰痛には何が必要かを考えて取り入れられると良いと思います。よくわからない方はご相談下さい。

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治らない腰痛は、上・中殿皮神経が原因?

こんにちは!神奈川県鎌倉市筋膜性疼痛症候群に対するトリガーポイント療法を行っているますだ治療院です。

最近、一部で「治らない腰痛…お尻のでっぱり部分を押すと痛むなら上・中殿皮神経が原因か」というネット上の記事が話題になっています。(元記事はこちら

この記事では、「腰痛の1割が上・中殿皮神経の締め付けで起きているが、それを知る整形外科医は少ない」「治療法としては、神経ブロック注射と末梢神経剥離手術がある」としています。(下の図の青い部分が上殿皮神経)

私も、難治性の腰痛坐骨神経痛と言われているものの中に上・中殿皮神経の締め付け(というより癒着)が原因のものがあると思っていますが、治療としては、手で神経と筋膜との癒着をはがす筋膜リリース(組織間リリース)が、体へのダメージが少ないので、ファーストチョイスだと思います。

また、この記事では、お尻のでっぱり部分(上の図のピンクの丸印あたり)を押すと最も痛く、いつもの痛みやしびれが現れる場合は、上・中殿皮神経障害の可能性があるとしていますが、実際には判別はなかなか難しいです。

ご自身の腰痛やしびれが上・中殿皮神経障害かなと思われたら、まずはご相談下さい。

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自分でできるマッサージ(腰痛編その2)

こんにちは!神奈川県鎌倉市トリガーポイント鍼・手技療法を行っているますだ治療院です。

前回に引き続き「自分でできるマッサージ腰痛編)」です。前回、腰痛の方に、テニスボールを使ったお尻や腰のマッサージをお勧めすると書きましたが、今回はその場所とやり方です。

まず、お尻の場合です。お尻の筋肉と言っても色々あるのですが、まずは腰痛と関わっていることが多い中殿筋(ちゅうでんきん)と大殿筋(だいでんきん)の重なる部分、(下の画像の青線で囲んだあたり)を中心にマッサージして下さい。

下のイラストのように、布団や床の上に置いた硬式のテニスボールの上にマッサージしたい場所を乗せて、自分の体重で押しつけます。20~30秒押しつけるだけでも結構ですし、前後や左右に少し動いて刺激するのも効果的です。

最初は筋肉全体をマッサージしてみて、特に痛気持ち良い場所があればそこを重点的にやってみて下さい。「いつもの腰痛の感じ」が再現できればベストですが(再現できればそこがトリガーポイントです)、痛気持ち良いだけでもOKです。

何も感じないようなら刺激が弱すぎるかもしれません。下が硬いほど刺激が強くなりますので、布団の上で感じなければ絨毯の上で、それでも感じなければフローリングの上でやってみて下さい。逆に痛くてつらい場合は、下がやわらかい場所で行って下さい。

次に腰です。こちらも実際には色々な筋肉があるのですが、まずは代表的な脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん、下の画像参照)をマッサージして下さい。ご自身が感じている場所より上で痛い場所へひびくことも多いです。これも「いつも痛い場所へひびく」のがベストですが、こだわらなくても大丈夫です。

脊柱起立筋マッサージは、下のイラストのようにあお向けで行って下さい。着ている衣服の厚さも刺激の強さに関係しますので、あまり感じない場合は下着で行ってみて下さい。

前回も書きましたが、急性や激しい痛みの場合は、マッサージが逆効果の事もありますので専門家にご相談ください。また、最初は弱刺激、短時間で様子を見て、調子が良いようなら少しずつ刺激の量や時間を増やしていって下さい。何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。

(画像はEssential Anatomy 5より、イラストは酒井慎太郎著「腰・股・膝の痛みはテニスボール1個で消える」マキノ出版よりお借りしました)

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