タグ別アーカイブ: 筋膜性疼痛症候群

ピアニストの肘と指の痛み

こんにちは!神奈川県鎌倉市筋膜リリーストリガーポイント療法を行っているますだ治療院です。

当院には、様々な楽器の演奏者がいらっしゃいます。先日、痛みで来院された方は、音大受験を控えた学生ピアニストさんでした。音大を目指される方は皆そうですが、この方も休日は8時間ぐらい練習されるということでした。

 

痛みの方は、今練習している曲が親を意識するものらしく、弾いている時に親の付け根が痛むとのことでした。

そこで、親を色んな方向に力を入れてもらう運動検査で、いたんでいる筋肉を見つけました。この方の場合は、短母指屈筋(下図の青い部位)でした。

 

痛みの方は、練習しているとだんだんに両が痛くなってくるということでした。こちらは、を動かしてもらっての運動検査では痛みが出なかったため、の周囲を触って痛む場所を探す触診を行いました。

すると、左右とも肘筋(下図の青い部位)を押すと、練習中に出るような痛みが再現されました。

 

いずれも手でその筋肉を刺激し、ご自宅でもセルフマッサージができるよう指導させていただきました。また、長時間の同姿勢による肩こりや背中の張りも痛みの遠因になることを説明致しました。

整形外科などでは、痛みは関節の問題と言われる事が多いのですが、当院では筋肉の問題(筋膜性疼痛症候群)ととらえるケースが多いです。

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腕や手のしびれと胸郭出口症候群または筋膜性疼痛症候群(MPS)

こんにちは!神奈川県鎌倉市筋膜リリーストリガーポイント療法を行っているますだ治療院です。

当院に手のしびれでいらっしゃる方は、事前に整形外科で頸椎症頸椎ヘルニアなどと言われていることが多いです。

しかし、当院では頸椎以外への施術で楽になる方が多いことから、実際には胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)または筋膜性疼痛症候群(きんまくせいとうつうしょうこうぐん)といわれる病態の方が多いのではないかと推測されます。

【胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)とは】

鎖骨周辺の筋肉などが腕や手に行く神経・血管を圧迫することによってしびれ・痛みが出るというものです。

代表的な障害部位は、①前・中斜角筋の間、②鎖骨下筋と肋骨の間、③小胸筋と肋骨の間です。(下図参照)

【筋膜性疼痛症候群(きんまくせいとうつうしょうこうぐん)とは】

「筋膜と筋膜」や「筋膜と神経や血管を包む膜」が癒着や滑走不全(滑りの悪さ)を起こすことによってしびれや痛みが出るというものです。

メカニズムのとらえ方に違いはありますが、胸郭出口症候群と同じような部位の問題が考えられます。

また、筋膜性疼痛症候群の場合は、肩甲挙筋や棘下筋(下図の青い部位)などが原因になっていることもあります。

 

【腕や手のしびれに対する治療】

ますだ治療院では、上記のような部位に、組織間の癒着や滑走性を改善させることを目的に、筋膜リリースや鍼(はり)治療を行います。

手のしびれの原因には、胸郭出口症候群筋膜性疼痛症候群以外にも以下のようなものがあります。あてはまる場合には整形外科、脳神経外科などの受診をお勧めします。

【親指~薬指の半分のしびれ】

手のひらの下を叩いたり、手の甲と甲を合わせると親指~薬指の半分のしびれが強くなると、正中神経が手のひらの下の方で圧迫される手根管症候群の可能性があります。

【小指~薬指のしびれ】

肘の内側を叩いて小指~薬指のしびれが強くなると、尺骨神経が肘のあたりで圧迫される肘部管症候群の可能性があります。

【手の甲(親指側)のしびれ】

しびれのある方の手首が上に曲げづらいようなら、橈骨神経麻痺の可能性があります。

【両手両足のしびれ】

両手両足が同時にしびれる場合には、頸髄の問題末梢神経の変性疾患の可能性があります。

【片側の手足のしびれ】

片側の手と足が同時にしびれる場合や、口のしまりがおかしい場合には、脳腫瘍脳血管障害などの可能性があります。

ご自身の手のしびれの原因がよくわからない方は、ご相談下さい。

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坐骨神経痛(15年間のお尻の痛み)

こんにちは!神奈川県鎌倉市筋膜リリース・トリガーポイント療法を行っているますだ治療院です。

先日、坐骨神経痛を訴えて来院された方から、施術後のご感想をいただきましたので掲載させて頂きます。

お名前:Y.U.様  年齢:31歳  性別:女

お悩みの症状:坐骨神経痛(お尻の痛み)

コメント

先日は急な来院にも関わらず、母と2人、大変お世話になりました。またテニスボールまで頂き、重ねて御礼申し上げます。毎晩コロコロしております。

お尻の痛みですが、施術後ウソのように消え、現在も調子よく過ごしております。仰向けに寝るのも、今のところ差し支えありません。

仕事柄座りっぱなしで、今まで夕方になるとお尻の右側が痛くて仕方なかったのですが、今日はまったく気になりませんでした。

今まで15年間ヘルニアだとばかり思っていたのですが、30分の施術で治り、家族も大変驚いておりました。もっと早く来ればよかったです。本当にありがとうございました。

(以上、原文のまま)

 

この方は、15歳の頃から約15年間、お尻の痛みで悩んでおられ、椅子に座っているのがつらかったり、あお向けに寝る事ができなかったそうです。

整形外科では、「座骨神経痛です」と言われたそうですが、特に治療は行われなかったとの事です。

当院では、問診・運動検査・触診から、筋膜性疼痛症候群MPS)の可能性があると考え、臀部深層の筋膜に対するトリガーポイント手技療法を行ったところ、「まさにその痛みです!」というところにヒットし、その場で痛みが消失し、あお向けになることもできるようになりました。

そして、約1週間後のご連絡では、上記アンケートのとおり症状の再発は無いようです。

このように1回の施術で劇的に改善するものばかりではありませんが、長年、ヘルニア脊柱管狭窄が原因の坐骨神経痛と思っていたお尻の痛み足のシビレが、筋膜に対するトリガーポイント療法で改善するケースは珍しくありません。

根本的解決には、なぜそこにトリガーポイント(痛みやしびれの原因)が形成されるのかを考え、その要因になっている姿勢や生活習慣を変える必要がありますが、施術とセルフケアでとりあえず痛みが出ない状態を作ることが最優先課題だと当院では考えています。

 

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尾てい骨の痛み・足のしびれ

こんにちは!神奈川県鎌倉市トリガーポイント鍼・手技療法を行っているますだ治療院です。

先日、尾てい骨の痛み足のしびれを訴えて来院された方から、施術後のご感想をいただきましたので掲載させて頂きます。

お名前:S.I.様  年齢:53歳  性別:女

お悩みの症状:尾てい骨横の痛みと足のしびれ

コメント

とてもよかった。

鍼のおかげで足のしびれがなくなり、不思議とひざの痛みまでも消えました。

テニスボールを使ったストレッチも教えて頂き、毎日やっています。

(以上、原文のまま)

この方は、足のしびれを訴えて整形外科を受診したところ、レントゲン検査で「座骨神経痛です」と言われ、炎症止めと血流改善の薬を処方され、しばらく服用しましたが症状が改善せず、当院にいらっしゃいました。

当院では、徒手検査でSLRテスト陰性、深部腱反射・下肢の筋力ともに正常、臀部の筋肉の押圧で下肢のしびれが増悪することなどから、筋膜性疼痛症候群MPS)の可能性があると考え、臀部深層の筋膜に対するトリガーポイント鍼療法を行いました。

2回目の来院の際には「足のしびれが無くなりました!」「この間、旅行で2万歩あるいたけど何ともなかった」「初診で言っていなかった、膝がコキコキいって痛いのまで消えた」とご報告いただきました。

このように1回の施術で症状が改善するものばかりではありませんが、長年、ヘルニア脊柱管狭窄症が原因の坐骨神経痛と思っていた足のしびれが、筋膜に対するトリガーポイント鍼療法で改善するケースは珍しくありません。

また、臀部の筋肉は股関節の動きに関わり、股関節の動きは膝に影響をおよぼすため、この方の場合、膝の痛みまで改善したものと思われます。

ご自宅で、テニスボールのストレッチ(正確にはセルフマッサージ)をまじめに行って頂いたのも良かったかもしれません。

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筋膜性疼痛症候群の治療法

こんにちは!神奈川県鎌倉市トリガーポイント鍼・手技療法を行っているますだ治療院です。

最近、「おたくでは筋膜性疼痛症候群に対してどんな治療を行っているんですか?」という質問のメールをよく頂くので、あらためてこちらのブログにも書いておきます。

まず、当院は鍼灸マッサージ院ですので、注射や薬剤の処方はできません。(また正確には治療という言葉も使えません。施術と言います)

当院で行うのは、トリガーポイント(痛みやしびれの原因になっている部位)を、または鍼(はり)で刺激する施術です。例えば下の図は、よくヘルニアによる坐骨神経痛に間違われる小殿筋という筋肉のトリガーポイントについてですが、青い点がトリガーポイントができやすい場所、赤いエリアが痛みやしびれを感じやすい場所です。(図は「ビジュアルでわかるトリガーポイント治療」(Simeon Niel-Asher著、伊藤和憲監訳)より)

トリガーポイントは、筋肉の使い過ぎや誤った使い方、過去のケガなどが原因で、筋肉などを包む膜どうしが癒着したり、膜を取り囲む基質がゼラチン状になっているような場所にできます。

上の図のように、症状を感じるところとは別の場所にできることも多く、見つけるには運動検査や触診などの技術が必要なのですが、うまく見つけて手や鍼で刺激すると瞬間的に症状の再現や増悪がみられ、ご本人も「あ、それだ!」と実感されます。

代表的な刺激の方法は、「指先で圧迫する」「指先を組織間に滑り込ませる」「鍼を刺す」「筋肉に鍼を刺して電気で収縮させる」などです。よく「治療は痛くないですか?」と聞かれますが、上手にトリガーポイントを刺激できると「痛いけど気持ち良い」「痛いけど刺激して欲しい」と言われます。

そのように刺激することで、局所の循環を良くしたり、組織間の滑走性を改善し、トリガーポイントを不活性化させることによって、痛みやしびれの改善をはかります。当院では、表層の組織や広い範囲が問題の場合は手、深層の組織やピンポイントの問題の場合は鍼を使う事が多いです。

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「3大腰痛タイプ別解消法」みんなの家庭の医学

こんにちは!神奈川県鎌倉市トリガーポイント鍼・手技療法を行っているますだ治療院です。

昨晩、自宅でたまたま点けたテレビで「日本人に多い3大腰痛 タイプ別解消法」というのをやっていました。

曰く、

タイプ1「腰部脊柱管狭窄症」(身体を動かす時に重だるい腰痛、身体を後ろにそらすと腰痛と両足のしびれ・痛み)

タイプ2「腰椎椎間板ヘルニア」(突然腰にズキッとした痛み、前かがみで鋭い腰痛と片足にしびれ・痛み)

タイプ3「原因がわからない腰痛」(腰痛の85%がこれ、脳の機能低下が原因の事も)

そして、タイプ1・2の解消法として腰のストレッチや筋力トレーニングなどが、タイプ3の解消法として脳のリハビリというものが紹介されていました。

おそらくこれが、現在の整形外科の腰痛に対する考え方の主流だろうと思います。MRI画像で脊柱管(背骨のトンネル)が狭くなっていたり椎間板が飛び出しているとタイプ1や2、それ以外は脳や心の問題と言われるという。

しかし、ここには筋肉筋膜などが原因のもの(筋膜性疼痛症候群)が抜け落ちています。私は自分の症例や周りの報告などから、タイプ3「原因がわからない腰痛」の中の多くが筋膜性疼痛症候群ではないかと考えています。

さらに、タイプ1・2のように画像で神経の圧迫があったとしても、それが痛みの原因ではないケースもあると思います。なぜなら、何も症状の無い方のMRI画像にも一定の割合で脊柱管狭窄や椎間板ヘルニアが見られるという報告があるからです。ですので画像上タイプ1・2の方の中にも筋膜性疼痛症候群が紛れていると思われます。

もちろん、神経の圧迫や脳の機能低下が原因の腰痛もあると思いますが、それと同じかそれ以上に筋肉や筋膜が原因の腰痛があるという事を知って頂きたいと思います。

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腰痛・膝痛に筋トレ?

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こんにちは!神奈川県鎌倉市トリガーポイント鍼・手技療法を行っているますだ治療院です。

腰痛膝痛の患者さんの中に、「良くなるために筋トレがんばってます」という方がいらっしゃいますが、ちょっと待って下さい!

よかれと思ってやっている筋トレのせいで、かえって痛みが長引いている場合もありますので、少しお付き合いください。

腰痛膝痛の原因の多くは、筋肉などを包む膜のトラブルにあり、筋膜性疼痛症候群といいます。(整形外科では骨や軟骨が原因と言われることが多いですが)

トラブルとは、膜が厚くなったり、膜どうしの滑りが悪くなったりすることで、そうなる原因は主に、

1.使いすぎ
2.使わなすぎ
3.誤った使い方

の3つです。2の場合は、筋トレをがんばってもらうのが良いのですが、1や3の場合は、筋トレがかえって逆効果になる事があります。

1は、使いすぎで痛みが出ているところにさらに負荷をかける筋トレは禁忌で、やってほしいのはマッサージやストレッチです。

3は、まず誤って使っている筋肉をマッサージやストレッチで柔軟にした後、正しい使い方を体に覚えさせるためのトレーニングをするのが正解です。

ご自分の腰痛膝痛の原因が1~3のどれなのかを把握し、ご自身にとって必要なケアを行っていただきたいと思います。

 ご自身の腰痛膝痛の原因がどれなのかわからない場合は、専門家にご相談下さい。

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犬の関節炎、神経痛

こんにちは!
神奈川県鎌倉市トリガーポイント鍼手技療法を行なっているますだ治療院です。

私は、iPadの人体解剖図のアプリを仕事で使っているのですが、先日、の解剖図のアプリ(Dog Anatomy 3D)を見つけたので、早速ダウンロードしてみました。

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残念ながら人間用のアプリほどの詳しさや操作性はありませんが、浅部の筋肉、深部の筋肉、骨格、内臓と切り替えられ、日本語版もあって、大まかに筋肉や骨の位置をつかむには使えそうです。

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何に使うかというと、ウチの看板マッサージをやるときに参考にしたいのです。患者さんに対する施術も、こういったアプリを使うようになってから格段に正確さと効果がアップしたので。

まわりの話を聞く限りでは、動物病院の先生も、人間のお医者さん同様、レントゲンに写らない筋肉など軟部組織由来の痛みしびれについてはあまり教育を受けておられず、また、手術と薬以外の対処方法も持っておられない方が多そうです。

ですので、犬の関節炎ヘルニア、神経痛などと言われているものの中には、筋膜性疼痛症候群のような筋肉などの問題がかなり含まれているのではないかと私はにらんでいます。人間同様、飲み薬やサプリメントで良くなるものではないでしょう。

ウチの看板は5歳なので、まだ関節炎神経痛はありませんが、そうなった時には、マッサージである程度対処できるように練習しておきたいと思います。

ちなみに、私がよそのワンちゃんにマッサージをやることは、獣医師法に抵触するそうです。

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首の痛み、肩の痛み

こんにちは!首の痛み肩の痛みにも対応する神奈川県鎌倉市ますだ治療院です。

先日、長年の首の痛みでお悩みの奥様と、肩の痛みでお悩みのご主人について、奥様から施術後のご感想をいただきましたので掲載させて頂きます。

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お名前:Y.G.様 年齢:54歳 性別:女

お悩みの症状:右側首の痛み

コメント

7年ほど痛かった右首が、初回の鍼治療で痛みを感じなくなりました。

病院のリハビリやマッサージにも通いましたが、一時的に症状が軽くなってもすぐに元に戻っていました。その後2週間になりますが、今でも調子いいです。

治療後にタブレットの解剖図で、トリガーポイントがどこであったかなどの説明もしていただいて、とても良かったです。

主人も8ヵ月ほど前から肩に痛みがあり、ジムでのトレーニングが出来ない状態でしたが、一度の鍼治療で80%ほど軽減されたと喜んでいます。これからも夫婦でお世話になりますが、よろしくお願いします。

以上、原文のまま

奥様の長年の首の痛みは、病院で「フラットネック(ストレートネック)が原因」と言われていたようですが、私は、頚板状筋という首の筋肉が原因の筋膜性疼痛症候群(Myofascial Pain Syndrome:MPS)とみて、その筋肉にはり)施術を行うことで症状は劇的に改善しました。

ストレートネックだから」「骨の異常だから」と首の痛みをあきらめている方もいらっしゃいますが、このように筋肉(やそれを包む膜)への施術で改善するケースは少なくありません。

また、ご主人の肩の痛みは、医師から「ローテーターカフ(回旋筋腱板)の炎症」と言われ、4週間安静にしたが痛みが改善しなかったというものですが、棘上筋・棘下筋・肩甲下筋など肩の深部の筋肉にはり)施術を行うことで、こちらも劇的に改善しました。

ご主人のような症状は、病院で「五十肩(四十肩)ですね。長くかかりますよ」などと言われることも多いですが、このように短期間で改善するケースもあります。

ご自分の痛み・しびれは、もしかして筋膜性疼痛症候群?と思われたらまずはこちらへご相談ください。

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坐骨神経痛をどう説明する?

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こんにちは!坐骨神経痛専門の治療院になりつつある神奈川県鎌倉市ますだ治療院です。

先日、総合診療科の医師向けの雑誌に、「坐骨神経痛をどう説明する?」という記事があったのでネットで購入してみました。

私は、総合診療科について、比較的若い先生が多い印象を持っていて、坐骨神経痛に対する考え方も、これまでのものと違ってきているのではないかという期待もあって、本が送られてくるまでワクワクしていました。

しかし、届いたものを読んで正直ガッカリしてしまいました。いわく、「坐骨神経痛に代表される下肢痛や下肢のしびれを生じる腰椎疾患は(中略)多岐にわたります。しかし、なかでも腰椎の退行性変化による腰椎変性疾患(椎間板ヘルニア脊柱管狭窄症など)の頻度が高いため、社会の高齢化に伴い、日常診療において下肢の疼痛やしびれを訴える腰椎変性疾患の患者さんに遭遇する機会は増加する一方です。」※カッコ内は私が補足しました

つまり、「坐骨神経痛の原因の多くは椎間板ヘルニア脊柱管狭窄症ですよ」と言っているのです。また、患者への説明のポイントとして、「タイヤのゴムに亀裂が入り中のチューブが飛び出したり、腰椎のトンネルが狭くなることによって足に行く神経を圧迫して痛みやしびれの症状が生じていると説明するとよい」と、昔ながらの坐骨神経痛に対する説明が書かれて、筋膜など軟部組織が痛みやしびれの原因になる筋膜性疼痛症候群(Myofascial Pain Syndrome:MPS)トリガーポイントに関する記載は一切ありませんでした。

最新の雑誌でもこうですので、多くの医師の先生方が、「坐骨神経痛といえば腰椎のレントゲン」に終始されるのは仕方ないのかもしれません。

私の所属する筋膜性疼痛症候群MPS研究会では、トリガーポイント筋膜性疼痛症候群について理解されている医師の先生方がたくさんいらっしゃるので、すでに時代は変わりはじめていると思っていましたがそうでもなさそうです。MPSによる坐骨神経痛様症状についてはこちら

痛みしびれの原因が、骨・軟骨や神経の圧迫以外にもあることを、もっと多くの人に知ってもらいたいですね。

ご自分の痛み・しびれは、もしかして筋膜性疼痛症候群?と思われたら、まずはこちらへご相談ください。

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