タグ別アーカイブ: トリガーポイント

肩こりの原因と解消法

こんにちは!神奈川県鎌倉市筋膜リリーストリガーポイント療法を行っているますだ治療院です。今日は、一般的な肩こり原因とその解消法について書きたいと思います。

①肩こりの原因

多くの肩こり原因は、パソコンや携帯電話などによる「長時間の同姿勢」です。

その際、頭を支え続ける筋肉や、腕を空中で固定し続ける筋肉が疲労して硬くなり、その結果、血流が悪くなります。

そのような状態が繰り返されると、その筋肉に過敏な部位(トリガーポイント)が形成され、常に肩こり痛み、場合によってはしびれを感じるようになります。

②肩こりの解消法(対症療法)

上記の「頭を支える」にも「腕を固定する」にも関係している肩こりの代表的な筋肉が肩甲挙筋(下の画像の青いところ)です。

肩甲挙筋は、ご覧の通りその大部分を他の筋肉に覆われており、体表から触れるのはほんの一部です。また、うつぶせになると、その後ろの僧帽筋(矢印の筋肉)が覆いかぶさってしまい、マッサージや整体でも施術されないことが多いです。

ですので、他人に触ってもらう場合は、座った姿勢か、横向きに寝て腕を体の横~後ろに置くとやりやすいです。

ご自分で対処される場合は、座った姿勢で、矢印の僧帽筋をめくるように肩甲挙筋の奥に指をつっこんだまま、逆の方向に頭を倒してストレッチをすると、比較的簡単に刺激できます。

③肩こりの解消法(根本的改善)

肩こりの根本的な改善のためには、やはり原因を取り除くか減らすしかありません。つまり、「パソコンやスマホの時間を減らす」か、「その時の姿勢を負担の少ないものにする」という事です。

前者ができるに越したことはありませんが、難しい方も多いと思いますので、後者の姿勢について説明します。

例えば、デスクワークの時の理想的な姿勢は下の絵のようなものです。(「ビジュアルでわかるトリガーポイント治療」伊藤和憲監訳、緑書房より)

この姿勢を取るには、骨盤を立てて座ることが必須です。上半身だけ良い姿勢を取ろうとしても無理があります。

骨盤を立てて座るためには、骨盤の後に枕を挟んだり、座面が前傾した椅子に座るなどの方法もありますが、太ももの裏やお尻の筋肉をやわらかくしておく事も重要です。その際は、テニスボールやフォームローラーでマッサージした後にストレッチを行うのがお勧めです。

肩こりに太ももやお尻?」と思われるかもしれませんが、太ももやお尻が硬い→骨盤後傾→背中が丸くなる→頭が前に出る→首~肩の筋肉が疲れる、というのはよくあるパターンなのです。

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治らない腰痛は、上・中殿皮神経が原因?

こんにちは!神奈川県鎌倉市筋膜リリーストリガーポイント療法を行っているますだ治療院です。

最近、一部で「治らない腰痛…お尻のでっぱり部分を押すと痛むなら上・中殿皮神経が原因か」というネット上の記事が話題になっています。(元記事はこちら

この記事では、「腰痛の1割が上・中殿皮神経の締め付けで起きているが、それを知る整形外科医は少ない」「治療法としては、神経ブロック注射と末梢神経剥離手術がある」としています。(下の図の青い部分が上殿皮神経)

私も、難治性の腰痛坐骨神経痛と言われているものの中に上・中殿皮神経の締め付け(というより癒着)が原因のものがあると思っていますが、治療としては、手で神経と他の組織との癒着をはがす筋膜リリース(組織間リリース)が、体へのダメージが少ないので、ファーストチョイスだと思います。

また、この記事では、お尻のでっぱり部分(上の図のピンクの丸印あたり)を押すと最も痛く、いつもの痛みやしびれが現れる場合は、上・中殿皮神経障害の可能性があるとしていますが、実際には判別はなかなか難しいです。

ご自身の腰痛やしびれが上・中殿皮神経障害かなと思われたら、まずはご相談下さい。

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こめかみの頭痛に対するトリガーポイント療法

 

こんにちは!神奈川県鎌倉市頭痛に対するトリガーポイント療法を行っているますだ治療院です。

昨日最後の患者様は、3日前からの左右のこめかみ周囲の頭痛を訴えて来院されました。

ご本人は、もともと肩こりがひどいので、それとの関連を疑っていらっしゃいましたが、首・肩まわりの筋肉を触っても、こめかみへ響くところはありませんでした。

そこで、こめかみと関係の深い、顎(あご)の筋肉を触った所、「こめかみに響きます!まさに痛い時の感じです!」とおっしゃいました。

ということは「顎の筋肉(筋膜)に、こめかみ頭痛の原因であるトリガーポイントが形成されている」と考え、その場所を指先で刺激しました。(下の画像の黄色いところです)

さらに、「歯ぎしりや食いしばりの問題はありませんか?」とお尋ねしたところ、「以前、歯医者さんで食いしばりを指摘され、就寝時のマウスピースを処方されましたが、付けていませんでした」との事でしたので、寝る時にはそれをお付け頂く事と、トリガーポイントの場所をプリントしてお渡しし、ご自身でもセルフマッサージして頂くようアドバイスさせて頂きました。

そして、お帰りの際には、「すっきりしました」と言っていただきました。

このように、ご本人が思っているところと別の場所に痛みの原因トリガーポイント)があるケースはめずらしくありません。頭痛でお悩みの方はぜひご相談下さい。

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坐骨神経痛(15年間のお尻の痛み)

こんにちは!神奈川県鎌倉市筋膜リリース・トリガーポイント療法を行っているますだ治療院です。

先日、坐骨神経痛を訴えて来院された方から、施術後のご感想をいただきましたので掲載させて頂きます。

お名前:Y.U.様  年齢:31歳  性別:女

お悩みの症状:坐骨神経痛(お尻の痛み)

コメント

先日は急な来院にも関わらず、母と2人、大変お世話になりました。またテニスボールまで頂き、重ねて御礼申し上げます。毎晩コロコロしております。

お尻の痛みですが、施術後ウソのように消え、現在も調子よく過ごしております。仰向けに寝るのも、今のところ差し支えありません。

仕事柄座りっぱなしで、今まで夕方になるとお尻の右側が痛くて仕方なかったのですが、今日はまったく気になりませんでした。

今まで15年間ヘルニアだとばかり思っていたのですが、30分の施術で治り、家族も大変驚いておりました。もっと早く来ればよかったです。本当にありがとうございました。

(以上、原文のまま)

 

この方は、15歳の頃から約15年間、お尻の痛みで悩んでおられ、椅子に座っているのがつらかったり、あお向けに寝る事ができなかったそうです。

整形外科では、「座骨神経痛です」と言われたそうですが、特に治療は行われなかったとの事です。

当院では、問診・運動検査・触診から、筋膜性疼痛症候群MPS)の可能性があると考え、臀部深層の筋膜に対するトリガーポイント手技療法を行ったところ、「まさにその痛みです!」というところにヒットし、その場で痛みが消失し、あお向けになることもできるようになりました。

そして、約1週間後のご連絡では、上記アンケートのとおり症状の再発は無いようです。

このように1回の施術で劇的に改善するものばかりではありませんが、長年、ヘルニア脊柱管狭窄が原因の坐骨神経痛と思っていたお尻の痛み足のシビレが、筋膜に対するトリガーポイント療法で改善するケースは珍しくありません。

根本的解決には、なぜそこにトリガーポイント(痛みやしびれの原因)が形成されるのかを考え、その要因になっている姿勢や生活習慣を変える必要がありますが、施術とセルフケアでとりあえず痛みが出ない状態を作ることが最優先課題だと当院では考えています。

 

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尾てい骨の痛み・足のしびれ

こんにちは!神奈川県鎌倉市トリガーポイント鍼・手技療法を行っているますだ治療院です。

先日、尾てい骨の痛み足のしびれを訴えて来院された方から、施術後のご感想をいただきましたので掲載させて頂きます。

お名前:S.I.様  年齢:53歳  性別:女

お悩みの症状:尾てい骨横の痛みと足のしびれ

コメント

とてもよかった。

鍼のおかげで足のしびれがなくなり、不思議とひざの痛みまでも消えました。

テニスボールを使ったストレッチも教えて頂き、毎日やっています。

(以上、原文のまま)

この方は、足のしびれを訴えて整形外科を受診したところ、レントゲン検査で「座骨神経痛です」と言われ、炎症止めと血流改善の薬を処方され、しばらく服用しましたが症状が改善せず、当院にいらっしゃいました。

当院では、徒手検査でSLRテスト陰性、深部腱反射・下肢の筋力ともに正常、臀部の筋肉の押圧で下肢のしびれが増悪することなどから、筋膜性疼痛症候群MPS)の可能性があると考え、臀部深層の筋膜に対するトリガーポイント鍼療法を行いました。

2回目の来院の際には「足のしびれが無くなりました!」「この間、旅行で2万歩あるいたけど何ともなかった」「初診で言っていなかった、膝がコキコキいって痛いのまで消えた」とご報告いただきました。

このように1回の施術で症状が改善するものばかりではありませんが、長年、ヘルニア脊柱管狭窄症が原因の坐骨神経痛と思っていた足のしびれが、筋膜に対するトリガーポイント鍼療法で改善するケースは珍しくありません。

また、臀部の筋肉は股関節の動きに関わり、股関節の動きは膝に影響をおよぼすため、この方の場合、膝の痛みまで改善したものと思われます。

ご自宅で、テニスボールのストレッチ(正確にはセルフマッサージ)をまじめに行って頂いたのも良かったかもしれません。

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自分でできるマッサージ(腰痛編その2)

こんにちは!神奈川県鎌倉市トリガーポイント鍼・手技療法を行っているますだ治療院です。

前回に引き続き「自分でできるマッサージ腰痛編)」です。前回、腰痛の方に、テニスボールを使ったお尻や腰のマッサージをお勧めすると書きましたが、今回はその場所とやり方です。

まず、お尻の場合です。お尻の筋肉と言っても色々あるのですが、まずは腰痛と関わっていることが多い中殿筋(ちゅうでんきん)と大殿筋(だいでんきん)の重なる部分、(下の画像の青線で囲んだあたり)を中心にマッサージして下さい。

下のイラストのように、布団や床の上に置いた硬式のテニスボールの上にマッサージしたい場所を乗せて、自分の体重で押しつけます。20~30秒押しつけるだけでも結構ですし、前後や左右に少し動いて刺激するのも効果的です。

最初は筋肉全体をマッサージしてみて、特に痛気持ち良い場所があればそこを重点的にやってみて下さい。「いつもの腰痛の感じ」が再現できればベストですが(再現できればそこがトリガーポイントです)、痛気持ち良いだけでもOKです。

何も感じないようなら刺激が弱すぎるかもしれません。下が硬いほど刺激が強くなりますので、布団の上で感じなければ絨毯の上で、それでも感じなければフローリングの上でやってみて下さい。逆に痛くてつらい場合は、下がやわらかい場所で行って下さい。

次に腰です。こちらも実際には色々な筋肉があるのですが、まずは代表的な脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん、下の画像参照)をマッサージして下さい。ご自身が感じている場所より上で痛い場所へひびくことも多いです。これも「いつも痛い場所へひびく」のがベストですが、こだわらなくても大丈夫です。

脊柱起立筋マッサージは、下のイラストのようにあお向けで行って下さい。着ている衣服の厚さも刺激の強さに関係しますので、あまり感じない場合は下着で行ってみて下さい。

前回も書きましたが、急性や激しい痛みの場合は、マッサージが逆効果の事もありますので専門家にご相談ください。また、最初は弱刺激、短時間で様子を見て、調子が良いようなら少しずつ刺激の量や時間を増やしていって下さい。何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。

(画像はEssential Anatomy 5より、イラストは酒井慎太郎著「腰・股・膝の痛みはテニスボール1個で消える」マキノ出版よりお借りしました)

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自分でできるマッサージ(腰痛編その1)

こんにちは!神奈川県鎌倉市トリガーポイント鍼・手技療法を行っているますだ治療院です。

SNSで、ブログで取り上げて欲しい内容をゆる~く募集したところ、色々リクエスト頂きましたので、その中から今回は「自分でできるマッサージ腰痛編)」と題して書かせて頂きます。

はじめにお断りしておきますが、これからお話しする内容は、慢性の腰痛に対するものです。いわゆるぎっくり腰など急性のものや激しい症状の場合は、マッサージすることによって悪化することもありますのでご注意下さい。

では本題に入りますが、マッサージをする上で最も大切なのは「どこをマッサージするか」ということです。というのも、ご自身が痛いと感じている所と原因の場所は違うことが多いからです。これをトリガーポイントといい約7割は痛いところと違う場所に原因があると言われています。

例えば、当院に「腰が痛い」といらっしゃる方の半数位はお尻(=股関節筋)に原因があります。「でもこうやって腰を曲げると痛いんですよ」とおっしゃいますが、実はその多くが、腰の動きではなく股関節の動きです。

腰かお尻か見分ける簡単な方法は、痛みの出る動作を立ってと座っての両方やってみる事です。立ってやると腰と股関節の両方が動きますが、座ってやると股関節が固定されるので腰のみの動きになります。

  1. 立ってやると痛い、座ってやると痛くない⇒お尻に原因がある可能性が高い
  2. 立ってやっても座ってやっても痛い⇒腰・お尻どちらの可能性もアリ
  3. 座ってやると痛い、立ってやると痛くない⇒(あまりないが)腰に原因がある可能性が高い

1ならお尻を、3なら腰をマッサージすれば良いですが、2の場合はどちらかをマッサージしてから動かしてみて、楽にならなければもう一方をマッサージして下さい。

自分でできるマッサージとしてお勧めなのは硬式のテニスボールを使うものです。テニスボールを布団や床の上に1個転がしておいて、その上に寝転んで自分の体重で腰やお尻を押します。(当院ではこのようなものを患者さんに配るように常備してあります)

テニスボールを2個くっつけて使う方法もありますが、私は、ピンポイントで刺激できる1個でのマッサージをお勧めしています。「1個だとボールが逃げてやりづらい」という方は、テニスボールを靴下にいれてやってみて下さい。

マッサージする詳しい場所や、やり方については次回お話します。

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肩甲骨はがし、筋膜はがし

こんにちは!神奈川県鎌倉市トリガーポイント鍼・手技療法を行っているますだ治療院です。

今日の午前中の患者さんに、「肩甲骨のあたりがつらくてしょうがないんですが、最近、整体などでやっている肩甲骨はがし筋膜はがしというのは効くんでしょうか?」と聞かれました。

たしかに〇〇はがしというネーミングはインパクトがあっていかにも効きそうです。

まず、肩甲骨はがしというのが何を指すのかがはっきりしませんが、おそらく下の写真のように肩甲骨の裏側に指を入れる手技だと思います。一見して「効きそう!」ですね。

おそらくこの施術を受けたい人は、このあたりにつらさを感じてるんでしょう。しかし、このアプローチで刺激できる菱形筋や肩甲骨の裏側の肩甲下筋をいくら刺激してもそのつらさは改善しないと思います。

また、筋膜はがし筋膜リリース)については以前にもこのブログに書きましたが、多くの情報はデタラメです。「筋膜はがしやってもらったけど痛くて気持ち良かった!」と言っている時点で、多分それは単なるマッサージです。

マッサージが悪いと言ってるのではありません。むしろ的確な部位へのマッサージなどの刺激こそが、痛みやしびれの改善に最も効果的だと思います。問題は、刺激すべきところはどこかという事です。つらいところをマッサージすれば良いわけではありません。

肩甲骨あたりのつらさの原因にも色々なパターンがありますが、うちに来院される方の場合、少なく見積もっても半数以上が肩甲挙筋(下の図)の問題です。つらい場所と原因の場所は違うのです。これをトリガーポイントといいます。

今朝の患者さんも、手や鍼(はり)で肩甲挙筋を刺激すると、「肩甲骨の方へひびきます!」「痛い場所を押してもらってもダメなんですねー」と納得されていました。

もちろん、根本的な解決には周囲の筋肉(筋膜)や姿勢の問題へのアプローチなども必要ですが、まずはダイレクトにつらさの原因になっている所を見つけて楽にすることが何より大切だと私は考えています。

(上の写真は、ArtRiggs著、広橋憲子監訳「ディープティシューマッサージ」医道の日本社より、下の画像はEssential Anatomy 5よりお借りしました)

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筋膜性疼痛症候群の治療法

こんにちは!神奈川県鎌倉市トリガーポイント鍼・手技療法を行っているますだ治療院です。

最近、「おたくでは筋膜性疼痛症候群に対してどんな治療を行っているんですか?」という質問のメールをよく頂くので、あらためてこちらのブログにも書いておきます。

まず、当院は鍼灸マッサージ院ですので、注射や薬剤の処方はできません。(また正確には治療という言葉も使えません。施術と言います)

当院で行うのは、トリガーポイント(痛みやしびれの原因になっている部位)を、または鍼(はり)で刺激する施術です。例えば下の図は、よくヘルニアによる坐骨神経痛に間違われる小殿筋という筋肉のトリガーポイントについてですが、青い点がトリガーポイントができやすい場所、赤いエリアが痛みやしびれを感じやすい場所です。(図は「ビジュアルでわかるトリガーポイント治療」(Simeon Niel-Asher著、伊藤和憲監訳)より)

トリガーポイントは、筋肉の使い過ぎや誤った使い方、過去のケガなどが原因で、筋肉などを包む膜どうしが癒着したり、膜を取り囲む基質がゼラチン状になっているような場所にできます。

上の図のように、症状を感じるところとは別の場所にできることも多く、見つけるには運動検査や触診などの技術が必要なのですが、うまく見つけて手や鍼で刺激すると瞬間的に症状の再現や増悪がみられ、ご本人も「あ、それだ!」と実感されます。

代表的な刺激の方法は、「指先で圧迫する」「指先を組織間に滑り込ませる」「鍼を刺す」「筋肉に鍼を刺して電気で収縮させる」などです。よく「治療は痛くないですか?」と聞かれますが、上手にトリガーポイントを刺激できると「痛いけど気持ち良い」「痛いけど刺激して欲しい」と言われます。

そのように刺激することで、局所の循環を良くしたり、組織間の滑走性を改善し、トリガーポイントを不活性化させることによって、痛みやしびれの改善をはかります。当院では、表層の組織や広い範囲が問題の場合は手、深層の組織やピンポイントの問題の場合は鍼を使う事が多いです。

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トリガーポイント注射で治す腰痛・膝痛

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こんにちは!神奈川県鎌倉市トリガーポイント鍼・手技療法を行っているますだ治療院です。

トリガーポイント注射で治す腰痛膝痛(小林誠著)」という本を読みました。著者は、東大医学部卒で大学病院准教授というバリバリの整形外科の先生です。

この方は、東日本大震災の時に、被災地の避難所を訪問して鍼治療を施す在米日本人医師をテレビで見たことがきっかけで筋・筋膜性疼痛トリガーポイント治療を知り、興味を持って調べられ、ご自身でも患者さんに試してみてその効果に驚いたそうです。

ご本人は、医学部時代も23年間整形外科医をやっていても、筋肉や筋膜が痛みやしびれを起こすという話を一度も聞いたり読んだりしたことはなかったとの事です。ですから、他の医師がトリガーポイント治療で痛みやしびれが改善した症例を信じられないのは当然だと言います。

本書では、ご自身の腰痛膝痛の患者さんに対する治療成果を具体的な数字とともに公表されています。そして、医学の常識を覆した「消毒しない、乾かさない傷の治療」が広まったように、トリガーポイント治療が広まることを期待していると結んでいます。

私は、MPS研究会に所属しているような私よりトリガーポイント治療に詳しいような医師か、逆にトリガーポイント治療にまったく関心のない医師しか知らなかったので、このような一般的(?)な医師の率直な考えや具体的な治療成果が知れて、非常に興味深かったです。

ただ、著者も指摘しているように、整形外科で「これは整形外科で対応すべきもの」「これは代替医療(鍼灸マッサージなど)にまかせるもの」と振り分けるというのが理想だが実際には難しく、先に代替医療にかかる際には、患者さん自身または代替医療従事者が「これは整形外科でちゃんと診てもらった方がいいな」とピンと来ることが必要、ということに関しては肝に命じたいと思いました。

ご自分の痛み・しびれは、もしかして筋膜性疼痛症候群?と思われたら、まずはこちらへご相談ください。

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