こんにちは!神奈川県鎌倉市で頭痛に対するトリガーポイント療法を行っているますだ治療院です。
昨日最後の患者様は、3日前からの左右のこめかみ周囲の頭痛を訴えて来院されました。
ご本人は、もともと肩こりがひどいので、それとの関連を疑っていらっしゃいましたが、首・肩まわりの筋肉を触っても、こめかみへ響くところはありませんでした。
そこで、こめかみと関係の深い、顎(あご)の筋肉を触った所、「こめかみに響きます!まさに痛い時の感じです!」とおっしゃいました。
ということは「顎の筋肉(筋膜)に、こめかみの頭痛の原因であるトリガーポイントが形成されている」と考え、その場所を指先で刺激しました。(下の画像の黄色いところです)
さらに、「歯ぎしりや食いしばりの問題はありませんか?」とお尋ねしたところ、「以前、歯医者さんで食いしばりを指摘され、就寝時のマウスピースを処方されましたが、付けていませんでした」との事でしたので、寝る時にはそれをお付け頂く事と、トリガーポイントの場所をプリントしてお渡しし、ご自身でもセルフマッサージして頂くようアドバイスさせて頂きました。
そして、お帰りの際には、「すっきりしました」と言っていただきました。
このように、ご本人が思っているところと別の場所に痛みの原因(トリガーポイント)があるケースはめずらしくありません。頭痛でお悩みの方はぜひご相談下さい。