午後一番の患者さんは、台湾からの方でした!
日本に住んでいる娘さんが以前当院で腰痛の施術を受けられ、良かったということでお母様をお連れ頂きました。
お母様の症状は、歩いていると左ひざの裏が痛くなるというものでした。
特に思い当たる原因はなく、台湾でも整形外科や治療院にかかっているが良くならないとの事でした。

結果から申し上げると、この方は、ひざ裏の奥にある膝窩筋(しつかきん)へのはり治療で痛みが大幅に軽減しました。

では、なぜ膝窩筋に問題が起きたのでしょう?
それがわからなければ、台湾に帰ればまた痛みが出る可能性が高いです。

私は、この方の股関節内旋(内側にひねる動作)の可動域の狭さに着目しました。左の内旋だけが極端に苦手だったのです。
そこで私の立てた推測は、歩く時に股関節の内旋がうまくできない分をひざが補っていたのではないか?というものです。ひざは、ひねる動作は苦手なのです。
ですので、股関節内旋のストレッチをお教えし、帰国してからもやって頂くようお話ししました。
わざわざ行った甲斐があった!となってくれると嬉しいのですが。

コメント