腰痛の原因はアライメント?モーターコントロール?認知のゆがみ?その5

前回は、腰痛の原因の5つの要素(アライメント、可動性、安定性、モーターコントロール、心理・社会的)のうち「安定性」についてお話しました。

今回は、「モーターコントロール」について掘り下げたいと思います。

これは、私がトレーニングを勉強し始めてから知った言葉で、それまでは、前回までにお話ししたような関節の不具合がなければ痛みは改善すると思っていました。

【モーターコントロールとは】

ここで言うモーターコントロールとは、簡単に言うと、「脳と筋肉の連係」のことです。

例えば、前かがみ動作の時には、まず体幹のインナーマッスルが腰椎を安定させ、次にお尻の筋肉がブレーキを掛けながら伸びることで骨盤を前傾させ、最後に腰椎が屈曲するというのが正しいモーターコントロールです。

しかし、「前かがみ動作をしよう」と脳で考えた時に、体幹のインナーマッスルやお尻の筋肉に適切な命令が出されなかったり、筋肉が働く順番が違ったりすると腰痛の原因になる可能性があります。

【モーターコントロールを改善するには】

誤ったモーターコントロールを改善する方法はトレーニング以外にはありません。

上の絵のような前かがみの例でいうと、まず、体幹のインナーマッスルが腰椎を安定させ、お尻の筋肉がブレーキを掛けながら伸びて骨盤を前傾させ、その後に腰椎が屈曲するという、前かがみの時の正しい動きを理解していただき、次に、それが無意識でも行われるように、繰り返しご自分で行ってもらいます。

繰り返し自分で行う(=トレーニング)という事が、ご自分の脳と筋肉を連係させることになり、これは他者がやってあげるわけにはいきません。

この事実を知ってから、私は、ますだ治療院のメニューにトレーニングを組み入れる決心をしました。

そして、最初にお話した通り、腰痛の原因にはいくつかの要素が組み合わさっているので、「モーターコントロール」だけでなくその他の要素についても考慮する必要があります。

次回はその他の要素の最後、「心理・社会的要因」について書きますね。

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