坐骨神経痛の患者様の口コミ

 

こんにちは!坐骨神経痛専門になりつつある神奈川県鎌倉市ますだ治療院です。

前回こちらに書いた、坐骨神経痛様の痛みの患者さんのうちのお一人のアンケートをご紹介します。

IMG_20160831_0001_NEW2

お名前:A.Y.様 年齢:60歳 性別:男

お悩みの症状:左殿部(お尻)、左足外側の痛み

コメント

特に膝下外側の痛みが強く、100mも歩くことができません(でした)。

針治療は、はじめてで不安もありましたが、患部治療は多少痛みましたが、気持ちよかったです。初回施術後、筋肉もほぐれ、普通に歩く事が出来ました。翌日、1日立ち仕事も出来ましたが、左足はおもかったです。

2回目施術後は、左足はだるさもなくなりましたが患部を押すと多少痛みがありました。

3回目施術後は、階段での殿部の痛みもとれて、日々(自分で)マッサージをして、ようすを見ることにしました。

※カッコ内は、私が補足しました。他は原文のまま。

この方の場合も、最初にかかった病院では、坐骨神経痛と診断され、痛み止めをもらって飲んでいましたが、痛みが治まらないのでお知り合いのご紹介で当院に来られました。

私はこの方のケースを、農作業による筋疲労の蓄積で、お尻の深部の筋膜トリガーポイントが形成され、お尻とスネに痛みが出ている筋膜性疼痛症候群(Myofascial Pain Syndrome:MPS)と考え、その部分にはり)施術を行うことで症状は漸次改善しました。

このケースでは、5日間、計3回の施術で痛みが出なくなりました。あとはお仕事中の姿勢に気を付けていただく事と、ご自身でできるマッサージをお教えし、施術終了としました。

この方の場合は、痛みが出はじめてから2週間と比較的新鮮だった事と、初回から深部へのが可能だった事で、改善までの期間が短くすんだと思いますが、痛みが長期間にわたっている場合や、表面の筋肉の緊張が強くていきなりは深部にアプローチできない場合には、もっと期間がかかるケースもあります。

ご自分の痛み・しびれは、もしかして筋膜性疼痛症候群?と思われたら、まずはこちらへご相談ください。

⇒書いてる人をみる

⇒ますだ治療院のサイトをみる

⇒看板犬と鎌倉の波情報をみる

坐骨神経痛の原因

ファイル 2016-07-06 19 29 54(圧縮版)

こんにちは!坐骨神経痛専門になりつつある神奈川県鎌倉市ますだ治療院です。

今月も、新たに来院された患者様17名のうち、実に13名の方の主訴が坐骨神経痛様の痛みです。既存の患者様も含めると毎日かなりの数の坐骨神経痛様の痛みに対する施術を行っていることになり、いっそのこと坐骨神経痛専門と名乗っても良いかなと思ったりします。

ここで、なぜ「坐骨神経痛の痛み」と書くかというと、自分は坐骨神経痛だとおっしゃる方の多くが、実際にはそうでないからです。

最新医学大辞典(医歯薬出版)によると、坐骨神経痛とは、「坐骨神経の走行に沿って、腰・臀部から下肢に激しい疼痛をきたすもの。(中略)腰椎の椎間板ヘルニアが重要視されており、原因の80%を占めるといわれる。」とあります。つまり、「多くの坐骨神経痛は、ヘルニア椎間板の飛び出し)が神経を圧迫してお尻や足に痛みが出るもの」だという事です。(図は新版病気の地図帳(山口和克監修)より)

IMG_20160815_0002_NEW2

ヘルニアによって神経が圧迫されると、痛みやしびれとともに、足の筋力低下や深部腱反射(膝下などをゴムのハンマーで叩くと足が伸びるアレです)の低下や消失などが起こります。これは、坐骨神経が、感覚神経と運動神経の両方の線維を含んでいるからです。

しかし、当院を訪れる自称坐骨神経痛の方の多くは、筋力低下や反射の異常を伴っていません。ただお尻や足が痛いだけです。こういったケースでは、神経の圧迫は考えにくいと思います。

では、神経の圧迫でないとすると、何が痛みの原因でしょうか?

最も可能性が高いのは、お尻の奥や足の筋肉筋膜の問題です。これは、筋肉の緊張やそれを包む筋膜の滑りの悪さなどが原因となって、少し離れた場所に痛みやしびれを起こすものです。(図は「ビジュアルでわかるトリガーポイント治療」(Simeon Niel-Asher著、伊藤和憲監訳)より)

%e5%b0%8f%e6%ae%bf%e7%ad%8b

これは筋膜性疼痛症候群(Myofascial Pain Syndrome:MPS)といい、最近注目されてきましたが、まだまだメジャーではありません。多くの整形外科では、お尻や足に痛みがあると、腰のレントゲンを撮って、腰椎と腰椎の間が狭い所があれば、そこにあるはずの(レントゲンには骨しか写りません)椎間板がつぶれて外に飛び出して神経を圧迫しているのではないかと推測します。

しかし、上記のような理由で、実際に神経の圧迫が起こっているケースは多くないと考えられます。そして何より、お尻や足の筋肉を刺激することによって痛みやしびれが改善する例を私たちはたくさん経験しています。

また、MRIやCTなどの画像検査で実際にヘルニア脊柱管狭窄(背骨の中の空間が狭くなること)があっても、それが痛みやしびれを起こしているとは限りません。(症状の無い人でも画像検査をすると一定の割合でヘルニア脊柱管狭窄が見られるという報告もあります)ですので、整形外科でヘルニア脊柱管狭窄症と言われても、改善の可能性はありますので、あきらめずにご相談下さい。

当院では、痛みやしびれの原因になっている部位(トリガーポイント)を、問診・運動検査・触診で探し出し、手または(はり)で刺激します。トリガーポイントを的確に刺激できれば、局所の循環や組織間の滑走性を改善させ、痛みやしびれ改善の効果が期待できます。

もちろん、本当に神経の圧迫が原因のケースや内臓の関連痛など筋・筋膜以外の問題の場合もありますので、事前にご自身の症状をこちらまでご相談のうえご来院下さい。

⇒書いてる人をみる

⇒ますだ治療院のサイトをみる

⇒看板犬と鎌倉の波情報をみる

フォームローラーで筋膜リリース?

IMG_2977

こんにちは!神奈川県鎌倉市トリガーポイント鍼手技療法を行っているますだ治療院です。

最近、テレビや雑誌で筋膜リリースについて頻繁に取り上げられていますが、私が知っているものと違うことが多いので、そのことについて少し書きたいと思います。

結論から言うと、マスコミで紹介されている、フォームローラーやテニスボールなどを使ったセルフケアのほとんどは、いわゆるマッサージです。(フォームローラーとは、上の写真のような筒状の器具です)

マッサージがいけないというわけではありません。むしろ私は、患者さんにセルフケアとしてテニスボールなどのマッサージを勧めています。深層の筋肉などへのマッサージで慢性の痛みが改善するケースは少なくありません。

ただ、筋膜リリースというのは、いわゆるマッサージとは大分違う考え方、やり方の治療方法で、以下のような特徴があります。

  1. 筋肉より浅い所にある主に深筋膜に対する手技です。ですので、フォームローラーやテニスボールのマッサージでは、刺激が強すぎ(深すぎ)ます。
  2. 時間をかけてコラーゲン繊維とエラスチン繊維のねじれを解きほぐす手技です。(下の図参照)エラスチン繊維は10秒くらいで伸びますが、コラーゲン繊維を伸ばすには90秒~3分くらいの時間が必要ですのでフォームローラーやテニスボールでコロコロやってもリリースされません。
  3. 筋膜のすべりや伸びの悪い方向を見つけて改善する手技です。ですので、フォームローラーやテニスボールで適当な方向に刺激をしてもうまくいきません。

IMG_20160807_0002_NEW

つまり、筋膜リリースは、テレビなどで紹介されているものよりずっと繊細でゆっくりとした治療なので、もしいわゆる筋膜(深筋膜)のリリースが必要であれば、フォームローラーやテニスボールによるケアよりも、筋膜のつながりを意識したストレッチをお勧めします。同じ方向に連なる複数の筋肉を同時にストレッチするイメージです。その際、一つのポーズを90秒~3分かけてゆっくり行うと筋膜リリースの効果があります。

そして、繰り返しになりますが、マッサージがいけないわけではありません。私は、痛みの原因は深筋膜だけでなく、もっと深層の筋外膜や筋肉自体の問題もあると考えていますので、その場合にはマッサージや鍼(はり)をお勧めしています。

IMG_20160807_0001_NEW

要は、つらさの原因がどこに(どの深さに)あるかそれを改善するにはどんな方法が適しているかを知ることだと思います。万人に効果がある治療法など無いのですから。

ご自分の痛み・しびれは、もしかして筋膜性疼痛症候群?と思われたら、まずはこちらへご相談ください。

(図は、竹井仁先生の「自分でできる筋膜リリースパーフェクトガイド」よりお借りしました)

⇒書いてる人をみる

⇒ますだ治療院のサイトをみる

⇒看板犬と鎌倉の波情報をみる