体表解剖学研究会

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こんにちは!神奈川県鎌倉市トリガーポイント鍼・手技療法を行っているますだ治療院です。

昨年から、たびたび土・日にお休みを頂いて参加していた体表解剖学研究会の、運動器系体表解剖セミナーの全日程が先週末で終了しました。

通院中のみなさんには大変ご迷惑をおかけして参加していたわけですが、このセミナーはそれほど私にとって重要なものでした。

この研究会は、筋肉・骨・神経など運動器の構造を3次元的に理解し、これらを体表から正確に触わりわける方法を研究しています。そしてこのセミナーでは、2人1組になってお互いの体を使って、触りわけた筋肉をマジックで描いて、講師にチェックしてもらいます。

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これがなかなか難しく、今までさんざん触ってきたはずの筋肉でさえ正確に取ることはできません。さらに、解剖書と違う新事実や、個体差による多くのバリエーションが存在することも知りました。そして、恐ろしいことに私を含めほとんどの医療職が正確に触察ができていないという事実を知ることになりました。

特にトリガーポイント療法を行う者にとって、正確に体を触れることが最も大切と言っても良いと思いますので、体表解剖において日本のトップレベルの先生方から直接指導を受けられたのは、非常に貴重な経験でした。今後の臨床に生かして、みなさんにご迷惑かけた分をお返ししたいと思います。

ご指導いただいた講師の先生方、体を貸して頂いた参加者の方々、本当にありがとうございました。数年後に再受講したいと思いますのでその際はよろしくお願いします。

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筋膜とトリガーポイント

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こんにちは!神奈川県鎌倉市で筋膜性疼痛症候群に対するトリガーポイント治療を行っているますだ治療院です。

前回は、トリガーポイント痛みやシビレの原因の部位で、頸椎症、五十肩、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、変形性関節症など様々な疾患が、トリガーポイントが原因の可能性があるということを書きました。

今回は、「なぜトリガーポイントができるのか」「できてしまったトリガーポイントへの対処法」について書きたいと思います。そのためにはまず、トリガーポイントがよくできる場所である筋膜について説明する必要があります。

一口に筋膜と言いますが、実は色々な階層の筋膜があります(下の図参照)。ですので、昨今マスコミで取り上げられる際の筋膜も、この内のどこを指しているかで少々話が違ってきます。

ますだ治療院では、便宜上、皮下組織にあってボディスーツのように全身を包むものを浅筋膜と、各筋肉を分けて包むものを深筋膜と呼んでいます。

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浅筋膜深筋膜」や「深筋膜とお隣の深筋膜」の間が癒着してうまく滑らないと、痛みやシビレの原因=トリガーポイントになります。

癒着する原因としては、長時間の同姿勢、誤った体の使い方、過去のケガなどが上げられます。特に最近は、パソコンや携帯電話による姿勢保持筋の問題が多く見られます。

次に「できてしまったトリガーポイントへの対処法」についてですが、局所の循環を改善し、筋膜間の癒着を解消し、筋肉の動きをスムーズにすることが目標になります。

当院では、手または鍼(はり)を使ってそれを行います。これまでの施術法と違うのは、単に硬くなっている場所を刺激するのではなく、筋膜間を意識して刺激するという点です。最近では、エコー(超音波)の画像を見ながら施術するという所もありますが、当院では、姿勢や動作分析と触診によって部位を決定し、患者様の反応を見ながら施術を行います。

また、根本的な解決には、日常の姿勢の改善や運動が欠かせないので、当院ではそれらに対するアドバイスも行っていきます。

(図は、竹井仁先生の「正しく理想的な姿勢を取り戻す姿勢の教科書」よりお借りしました)

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