坐骨神経痛専門の治療院

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こんにちは!坐骨神経痛専門になりつつある鎌倉のますだ治療院です。

今月も、新たに来院された患者様17名のうち、実に13名の方の主訴が坐骨神経痛様の痛みです。既存の患者様も含めると毎日かなりの数の坐骨神経痛様の痛みに対する施術を行っていることになり、いっそのこと坐骨神経痛専門と名乗っても良いかなと思ったりします。

ここで、なぜ「坐骨神経痛の痛み」と書くかというと、自分は坐骨神経痛だとおっしゃる方の多くが、実際にはそうでないからです。

最新医学大辞典(医歯薬出版)によると、坐骨神経痛とは、「坐骨神経の走行に沿って、腰・臀部から下肢に激しい疼痛をきたすもの。(中略)腰椎の椎間板ヘルニアが重要視されており、原因の80%を占めるといわれる。」とあります。つまり、「多くの坐骨神経痛は、ヘルニア椎間板の飛び出し)が神経を圧迫してお尻や足に痛みが出るもの」だという事です。(図は新版病気の地図帳(講談社)より)

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ヘルニアによって神経が圧迫されると、痛みやしびれとともに、足の筋力低下や深部腱反射(膝下などをゴムのハンマーで叩くと足が伸びるアレです)の低下や消失などが起こります。これは、坐骨神経が、感覚神経と運動神経の両方の線維を含んでいるからです。

しかし、当院を訪れる自称坐骨神経痛の方の多くは、筋力低下や反射の異常を伴っていません。ただお尻や足が痛いだけです。こういったケースでは、神経の圧迫は考えにくいと思います。

では、神経の圧迫でないとすると、何が痛みの原因でしょうか?

最も可能性が高いのはお尻の奥や足の筋肉筋膜の問題です。これは、筋肉の緊張やそれを包む筋膜の滑りの悪さなどが原因となって、少し離れた場所に痛みやしびれを起こすものです。

これは筋膜性疼痛症候群(Myofascial Pain Syndrome:MPS)といい、最近注目されてきましたが、まだまだメジャーではありません。多くの整形外科では、お尻や足に痛みがあると、腰のレントゲンを撮って、腰椎と腰椎の間が狭い所があれば、そこにあるはずの(レントゲンには骨しか写りません)椎間板がつぶれて外に飛び出して神経を圧迫しているのではないかと推測します。

しかし、上記のような理由で、実際に神経の圧迫が起こっているケースは多くないと考えられます。そして何より、お尻や足の筋肉を刺激することによって痛みやしびれが改善する例を私たちはたくさん経験しています。

また、MRIやCTなどの画像検査で実際にヘルニア脊柱管狭窄(背骨の中の空間が狭くなること)があっても、それが痛みやしびれを起こしているとは限りません。(症状の無い人でも画像検査をすると一定の割合でヘルニア脊柱管狭窄が見られるという報告もあります)ですので、整形外科でヘルニア脊柱管狭窄症と言われても、改善の可能性はありますので、あきらめずにご相談下さい。

当院では、痛みやしびれの原因になっている部位(トリガーポイント)を、問診・運動検査・触診で探し出し、手または鍼(はり)で刺激します。トリガーポイントを的確に刺激できれば、局所の循環や組織間の滑走性を改善させ、痛みやしびれ改善の効果が期待できます。

もちろん、本当に神経の圧迫が原因のケースや内臓の関連痛など筋・筋膜以外の問題の場合もありますので、事前にご自身の症状をお聞かせいただき、適応かどうかをご確認のうえご来院下さい。

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フォームローラーで筋膜リリース?

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最近、テレビや雑誌で筋膜リリースについて頻繁に取り上げられていますが、私が知っているものと違うことが多いので、そのことについて少し書きたいと思います。

結論から言うと、マスコミで紹介されている、フォームローラーやテニスボールなどを使ったセルフケアのほとんどは、いわゆるマッサージです。(フォームローラーとは、上の写真のような筒状の器具です)

マッサージがいけないというわけではありません。むしろ私は、患者さんにセルフケアとしてテニスボールなどのマッサージを勧めています。深層の筋肉などへのマッサージで慢性の痛みが改善するケースは少なくありません。

ただ、筋膜リリースというのは、いわゆるマッサージとは大分違う考え方、やり方の治療方法で、以下のような特徴があります。

  1. 筋肉より浅い所にある主に深筋膜に対する手技です。ですので、フォームローラーやテニスボールのマッサージでは、刺激が強すぎ(深すぎ)ます。
  2. 時間をかけてコラーゲン繊維とエラスチン繊維のねじれを解きほぐす手技です。(下の図参照)エラスチン繊維は10秒くらいで伸びますが、コラーゲン繊維を伸ばすには90秒~3分くらいの時間が必要ですのでフォームローラーやテニスボールでコロコロやってもリリースされません。
  3. 筋膜のすべりの悪い方向を見つけて改善する手技です。ですので、フォームローラーやテニスボールで一定の方向に刺激をしてもうまくいきません。

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つまり、筋膜リリースは、テレビなどで紹介されているものよりずっと繊細でゆっくりとした治療なので、もしいわゆる筋膜(深筋膜)のリリースが必要であれば、フォームローラーやテニスボールによるケアよりも、筋膜のつながりや伸びの悪い方向を意識したストレッチをお勧めします。

そして、繰り返しになりますが、マッサージがいけないわけではありません。私は、痛みの原因は深筋膜だけでなく、もっと深層の筋外膜や筋肉自体の問題もあると考えていますので、その場合にはマッサージや鍼(はり)をお勧めしています。

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要は、つらさの原因がどこに(どの深さに)あるかそれを改善するにはどんな方法が適しているかを知ることだと思います。万人に効果がある治療法など無いのですから。

(図は、竹井仁先生の「自分でできる筋膜リリースパーフェクトガイド」よりお借りしました)

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投票するといいことが

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先日の定休日に、参院選挙の期日前投票に行ってきました。鎌倉市役所で投票を行ったのですが、ちょうどお昼だったせいなのか投票所はガラガラでした。

前回の衆院選もその前の参院選も、投票率は52%台と非常に低く、私ごときが言うのも何ですが「日本は大丈夫なのか?」と思ってしまいます。

そこでというわけでもないのですが、ますだ治療院では10年ほど前から、「みらいは僕らの手の中プロジェクト~選挙行こうぜ!~」という投票率を上げる活動に、サポートショップとして参加しています。

これは、投票の際に、上のような看板とのツーショット写真を撮るか、下のような投票済み証明書をもらい、サポートショップで提示すると、お店ごとに様々な特典を受けられるというものです。詳しくはこちらのサイトへ。

ますだ治療院では、「初診の料金から1,000円OFF」としていますが、初診以外の方にも何か考えますので、来院時にご提示下さい。

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とと姉ちゃんと暮しの手帖

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朝ドラってご覧になってますか?

私は今、生まれて初めて連続してNHKの朝ドラを観ています。それは、暮しの手帖誌の生い立ちに興味があるからです。ご存知の方も多いと思いますが、今やっているとと姉ちゃんは、暮しの手帖創刊者:大橋鎭子の自伝的ドラマです。

私は、実家の母が定期購読していて、家の本棚にあるのを小学生のころから読んでいました。我が家では漫画などは買ってもらえませんでしたので、活字なら何でも良かったのですが、当時の私には結構面白かったようで、毎号欠かさず読んでいました。今考えると変な小学生ですね。

そして、いつ頃からかこの雑誌の凄さに気づきました。それは例えば、当時よく掲載されていた家電や日用品の比較テストで、厳しい評価を実名入りで平気で載せたり、時にはそのジャンルの存在自体を否定するような結論でしめたりしていて、それは、広告を取っていないからこそできること、そして広告なしで雑誌を出すのがどれほど大変な事なのかということです。

そして、「誌面の美しさと言論の自由を守るため広告は載せない」というこの雑誌の姿勢に共感して、ますだ治療院でも開業以来15年以上、定期購読しています。

とと姉ちゃんでは、これから鎭子が、初代編集長:花森安治(ドラマでは花山伊佐次)と再会して暮しの手帖が創刊されるんでしょうね。そのあたりの事は私も知らないので楽しみです。

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MPS研究会 学術集会

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先週末は一部お休みを頂いて、所属しているMPS研究会(筋膜性疼痛症候群研究会)の学術集会に出席してきました。

マスコミに先導される形で、医療従事者の間でも筋膜性疼痛に対する関心は非常に高まっており、数年前までマイナーな印象だったこの会も、今では医師と鍼灸師を中心に会員数1,000人を超える勢いです。

そして、この筋膜ブームの火付け役は間違いなく、今回特別講演を行われた、首都大学の竹井仁教授です。この日も超ご多忙と思われる中、ご講演と実技披露をいただき、その後の懇親会ではざっくばらんな裏話まで聞かせて頂きました。

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そんな盛り上がりを見せているMPS研究会ですが、実は今回、大きな変更というか概念のアップデートがありました。

それは、「我々が対象とするのは筋膜だけではない」「皮下組織、脂肪、じん帯、腱、神経周囲膜、硬膜など軟部組織全体が対象である」という事です。

これは、臨床現場では以前から当たり前のように言われていた事ですが、今回、会の共通認識としてあらためてアナウンスされました。

はじめは「トリガーポイント(発痛源)は筋肉の硬結である」からスタートし、「実は筋肉を覆っている筋膜にこそトリガーポイントは存在する」になり、今回の「トリガーポイント筋膜以外にも様々なところにできる」へと変化してきたわけです。

会の名前も、「筋・筋膜性疼痛症候群研究会」から「筋膜性疼痛症候群研究会」に変わりましたが、さらに変わるかもしれませんね。次は「膜性疼痛症候群研究会」でしょうか。

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体表解剖学研究会

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昨年から、たびたび土・日にお休みを頂いて参加していた体表解剖学研究会の、運動器系体表解剖セミナーの全日程が先週末で終了しました。

通院中のみなさんには大変ご迷惑をおかけして参加していたわけですが、このセミナーはそれほど私にとって重要なものでした。

この研究会は、筋肉・骨・神経など運動器の構造を3次元的に理解し、これらを体表から正確に触わりわける方法を研究しています。そしてこのセミナーでは、2人1組になってお互いの体を使って、触りわけた筋肉をマジックで描いて、講師にチェックしてもらいます。

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これがなかなか難しく、今までさんざん触ってきたはずの筋肉でさえ正確に取ることはできません。さらに、解剖書と違う新事実や、個体差による多くのバリエーションが存在することも知りました。そして、恐ろしいことに私を含めほとんどの医療職が正確に触察ができていないという事実を知ることになりました。

特にトリガーポイント療法を行う者にとって、正確に体を触れることが最も大切と言っても良いと思いますので、体表解剖において日本のトップレベルの先生方から直接指導を受けられたのは、非常に貴重な経験でした。今後の臨床に生かして、みなさんにご迷惑かけた分をお返ししたいと思います。

ご指導いただいた講師の先生方、体を貸して頂いた参加者の方々、本当にありがとうございました。数年後に再受講したいと思いますのでその際はよろしくお願いします。

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筋膜とトリガーポイント

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前回は、「当初は筋肉にできるとされていたトリガーポイントだが、最近は筋膜やその他の結合組織などに存在するのではないかと言われている」ことや、「刺激されると自分の悪い所だと直感できるような場所を、単に押せば響くところと区別して責任トリガーポイントと呼んでいる」ことを書きました。

今回はまず、「なぜトリガーポイントができるのか」について書きたいと思います。そのためには、トリガーポイントがよくできる場所である筋膜について説明する必要があります。

一口に筋膜と言っても、その種類はいくつかに分かれます。主な筋膜は、皮下組織にある浅筋膜と、全ての筋肉の上をまとめて覆っているボディスーツのような深筋膜、そして各筋肉の表面の薄い筋外膜、筋外膜が筋肉の中に入り込んで筋の束を包む筋周囲膜、さらに筋周囲膜が筋の束の中に入り込んで筋繊維1本1本を包む筋内膜などです。

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(図は、竹井仁先生の「正しく理想的な姿勢を取り戻す姿勢の教科書」よりお借りしました)

とにかく「体の中は筋膜だらけ」だという事です。筋肉を動かす際に、この膜どうしがスムーズに滑らないといけないのですが、筋膜の一部に集中的に負荷がかかるとその構造がくずれ、局所の循環が悪くなり、筋膜どうしが癒着して動きが悪くなったり、筋膜を取り囲む基質がゼラチン状になって痛みやシビレの原因=トリガーポイントになります。

筋膜に負荷をかける原因としては、同じ筋肉の使い過ぎ、長時間の同姿勢、悪い姿勢、過去のケガなどが上げられます。特に最近は、パソコンや携帯電話による姿勢保持筋の問題が多く見られます。

次に「できてしまったトリガーポイントへの対処法」についてですが、局所の循環を改善し、筋膜の癒着を解消し、筋肉の動きをスムーズにすることです。当院では、鍼(はり)または手を使ってそれを行います。これまでの施術法と違うのは、単に硬くなっている場所を刺激するのではなく、筋肉の表面や筋肉と筋肉の間などのを意識して刺激するという点です。最近では、エコー(超音波)の画像を見ながら施術するという所もありますが、当院では、姿勢や動作分析と触診によって部位を決定し、患者様の反応を見ながら施術を行います。

また、根本的な解決には、日常の姿勢の改善や運動が欠かせないので、当院ではそれらに対するアドバイスも行っていきます。

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トリガーポイントについて

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少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。本年も痛みしびれコリでお悩みの方のお役に立てるよう努めますのでよろしくお願いいたします。

さて、最近テレビでトリガーポイントが相次いで取り上げられたらしく、トリガーポイント神奈川などの検索キーワードで当院のホームページにたどり着かれた方からの問い合わせが何件かありました。

私は番組を見ていないので、トリガーポイントについてどのような説明がされたのかわからないのですが、多少誤解されている方もいらっしゃるので、あらためて説明させて頂きます。

トリガーポイントとは、簡単に言うと「痛みやシビレの原因の部位」なのですが、元々の概念は「筋肉の中に存在する非常に過敏で限局した点で、索状硬結(スジ状のシコリ)のように触知可能な結節の上に存在している」というもので、これはトラベルとシモンズという2人の医師が1983年に出した本の中に書かれています。

しかし、それから30年以上が経って概念も多様化してきており、トリガーポイントができる場所も、筋肉と腱の境い目の筋腱移行部、筋肉を包んでいる筋膜、さらには腱・じん帯・脂肪などの結合組織などにも存在するという意見もあります。

また、トリガーポイントの中でも、刺激されると「私の悪いところはそこ!」と直感できるような所を、単に押せば響く所と区別して責任トリガーポイントと呼び、痛みやシビレの原因=治療目標としているグループもあり、当院でも責任トリガーポイントを見つけることを最優先しています。

ただ、責任トリガーポイントを見つける事は簡単ではありません。それは、ご本人が痛みやしびれを感じる場所と責任トリガーポイントができている場所とは多くの場合離れているからです。また、慢性の症状の責任トリガーポイントは、深部の組織にできることも多く、その場合、体表から触知することが難しいからです。

当院では、責任トリガーポイントを問診・運動検査・触診・診断的鍼治療などによって探します。単に押して痛い所を治療するわけではありません。

「なぜトリガーポイントができるのか」「トリガーポイントへの対処法」などについては次回お話します。

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年末年始のご案内

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少し早いですがメリークリスマス!本日は、年末年始の営業のご案内をさせて頂きます。

ますだ治療院は、外来・訪問とも年内は12/30(水)まで年始は1/4(月)より営業致します。

尚、12/30までは、土・日・祝日とも休まず営業致します。(木曜日はお休みを頂きます)

また、年始の鎌倉は初詣客で混雑します。特に鶴岡八幡宮前は渋滞が予想されますので、そちら方面からのお車でのご来院はお勧めしません。

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筋肉の3つの役割

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バレエをやっている患者さんから「治療の参考になるかもしれない」と1冊の本(と用語集)をお借りしました。

本のタイトルは「インサイド・バレエテクニック」。解剖学や人体力学(ボディメカニクス)をバレエのレッスンに結び付け、テクニックの習得を助けるという本です。お借りしたものは2012年版でしたが、裏表紙を見ると1997年に初版が出てから16刷の歴史のあるものでした。しかし、その内容は全く古臭くなく、バレエダンスをやっていない人にも役立つエピソードが色々書かれていました。

例えば、筋肉の3つの役割についてです。1つ目は短縮性収縮といって筋肉が収縮するにつれて筋肉の長さが短くなり、その結果関節が曲がるというもの。これが一番わかりやすいと思います。肘を曲げると力こぶが出るアレですね。

2つ目は等尺性収縮といって力を出しても筋肉の長さが変わらず、関節も動かないというもの。代表的なのは姿勢を維持している時の筋肉の状態です。

3つ目は伸張性収縮といって筋肉が長く伸びながら収縮するというもの。これは少し複雑ですね。おじぎの上体が倒れていく時の背中の筋肉などがこの状態です。

多くの方は、筋肉の収縮といえば短縮性収縮しか思い浮かべないかもしれませんが、筋肉のトラブルに関係が深いのは等尺性収縮伸張性収縮です。

等尺性収縮は、慢性の痛みに関係します。例えばデスクワークの時、良い姿勢であればあまり筋肉に力を入れる必要は無いのですが、猫背になっていると首や腰の筋肉の等尺性収縮によって姿勢を維持することになり、それが長時間になると筋肉は血行不良となり肩こり腰痛の原因になります。

伸張性収縮は、急性の痛みに関係します。上記のような慢性の血行不良で柔軟性の無くなった筋肉は、おじぎなどの伸張性収縮で簡単に損傷します。もともと引き伸ばされながら収縮するという不自然な動きなのでトラブルの原因になりやすいです。ぎっくり腰のパターンとしても良く見られます。

このように、筋肉の収縮のパターンを知るだけでも、痛みの原因や気を付けるべきことがある程度わかると思います。ご参考になさって下さい。

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